外食企業時代多くの店長を見てきました。
それぞれ個性がありますので、その個性が店をいい方向に導けばいいのですが、すべての店がそうはいきません。
店に問題が起きる共通点としてアルバイトに対してあまい店長です。
優しいとあまいは違って、アルバイトに言わすと仕事は厳しいけど優しいところもあるよねという店長は問題は起きにくいです。
逆にうちの店長怒んないし優しいよねという店は要注意です。
前者の店は上司と部下の縦の関係が基本できていますが、後者のタイプは友達感覚で横の関係になっているケースが多かったです。
後者のタイプの店で業務日報によくアルバイトが今日はパーティだと書いてあったので、最初はパーティの好きなアルバイトが集まった店だなと思っていました。
しかし頻繁に書いてあるので何だろうと思っていたら、あるアルバイトから報告がありパーティというのは一部のアルバイトがオーダーミスの商品や食材を勝手に喰ったり飲んだりしていることだったのです。
店長のいないところで頻繁に行われており、他のアルバイトも目に余る状態だったので報告したとのことでした。
こういう店舗はやはり何店かありました。
店長の共通するところはアルバイトに厳しく注意できないタイプです。
アルバイトも人を見るので、店長をなめてました。
一度やってしまうと食材を勝手食べたりすることに罪の意識が薄くなってきます。
食材はお金と一緒で、盗んだり横領していることと同じで犯罪と理解できていないのです。
やはり店長がハウスルールを徹底して守るよう厳しく指導している店でないと、モラルの高い店はつくれません。
店のモラルが低下してしまうと、良さそうな子でも店の悪い文化が常識となって周りに流されて罪の意識のないまま、お金を払わずに店の食材を食べたりしてしまいます。
発覚した店でアルバイトの子に犯罪と同じ事なんだよと説明したら、泣いた子もいますし弁償させてくれと言った子もいました。
店のトップがきちんと日頃からルールを守ることを指導することが大切です。
当たり前のことをより当たり前にすることが店のモラルを高くし、スタッフの意識を高めます。
簡単そうでできない店が多いのが現状です。
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