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こんにちは。通りすがりのヒーラー光風(みつかぜ)です。

このブログでは、わたしの創造空間で起こるさまざまな出来事をシェアしています。

 

ファンタジーなわたしの創造世界。

 

書き出してみて、改めて気づいたことがあります。

それは・・・頭の中の物語を文章にするって、想像以上にボリューミー!

スピリチュアルな世界に足を踏み入れてから「自分の体験を漫画にできたらなぁ」なんて夢見ていたわたし。

 

ですが、実際に文章にしてみると、その労力とエネルギーにびっくり!

文章だけでもこんなに大変なのに、絵を描いて物語を完成させる漫画家さんって、本当に尊敬しかありません。

 

 

 

さて今日の主人公は、このブログ初日に登場してくれたむーちゃんです。

 

仕事に挫折し、一時休職していた新卒2年目のむーちゃん。

 

彼女がわたしの創造空間に来てから10日ほどたちました。

 

今回は、むーちゃんが自分の魂が持つ宿命(強いカルマ)と、本気で向き合う決意をするまでのお話です。

 

 

内容はわたしの創造空間(イメージ空間)で視える、むーちゃんの過去の記憶についてです。

 

創造空間での出来事は、現実に反映します。(経験から100%反映します)

 

今回のヒーリングも、むーちゃんを癒すきっかけになるものと信じています。

 

読書のおともに、北欧ファンタジー風の音楽をご一緒に。

 

 

疲弊したむーちゃんのSOSと、現れた内なる創造主。


意識を深く沈め、わたしだけの創造空間へそっと足を踏み入れる。

 

まず、探すのはむーちゃんの姿。

前回のヒーリングで設えた、あの温もりを感じるグランピングテントの中には、彼女の気配がどこにも見当たらない。
 

胸に、小さなけれど無視できない不安がじんわりと広がる。

 

広い草原をゆっくりと見渡すと、視界が開けた谷の向こう、その端に、彼女は一人静かに佇んでいた。


どこまでも青く広がる空を、じっと見上げている。

その小さな背中は、まるで世界から取り残されたように、ひどく寂しそうに見えた。

 

息を潜めてそっと肩に触れると、むーちゃんはゆっくりと、まるで時が止まったかのように振り返った。


かすかに微笑んだものの、その笑顔の奥には、どうすることもできない悲しみと、深い深い疲労感が、まるで濃い影のように漂っている。

わたしは、その表情から、彼女が抱える言葉にならない苦悩が、痛いほどに伝わってきた。


「むーちゃん大丈夫?」


わたしの問いかけに、彼女は力なく頷いた。


「時々すごく眠くて、落ち着かないの。仕事中もずっと眠いし・・・。私、やっぱりこの会社に意味があるのかわからない。もう無理かもしれない・・・」


創造空間という安らぎに満ちた特別な場所に身を置いて10日。

 

彼女の心の深い曇りは、まだ晴れてはいなかった。

 

かけるべき優しい言葉を探しながら、わたしもただ、彼女のそばに立ち尽くすことしかできない。

 

その、張り詰めた静寂を破ったのは、突然の出来事だった。


わたしの身体から、まるで別の意識が立ち上がるように、創造主が現れたのだ。


その異様な光景に一瞬息を呑み、言葉を失う。


身体から抜け出すという、想像もしていなかった登場の仕方に、戸惑いを覚えずにはいられない。


そんなわたしの驚きなど意にも介さず、創造主は両手を広げ、むーちゃんを優しく抱きしめた。


温かい抱擁は、むーちゃんの凍てついた心を少しでも溶かそうとしているかのようだった。

 

*創造主は、わたしの創造空間に現れる、もう一人の私。深い知恵と、無限の優しさと厳しさを持つ、内なる存在です。

 

あなたはよくやっているわ。

時間がすべてを解決してくれる。

 

みたところ、心の奥にかなり深いカルマがあるから、今回はそれを希望に照らし合わせてみてみましょう。

 

深い深い傷は手術が必要。

恐れることを手放してはだめよ。

 

感じ切って、緩んでいく。

それがカルマの法則。

 

(創造主の言葉)


創造主の言葉は、まるで古代の賢者のようでありながら、母の愛に満ちていた。


わたしも、その言葉の深さに引き込まれる。


むーちゃんは、創造主の言葉を静かに受け止め、小さく頷いた。

 

創造空間での降霊術

 

わたしたちは、広大な草原であぐらをかき、3人で向き合って瞑想を始めた。


心地よい風が吹き抜け、むーちゃんの髪を優しく揺らしている。
 

その光景は、痛ましい会話の後とは思えないほど、静かで穏やかだ。
 

「では手術をはじめましょう。・・・開眼
 

創造主の声が、静寂を破った。


次の瞬間、まるで内なる火山が噴火したかのように、3人の胸から眩い光が溢れ出した。


その光量は凄まじく、周囲の景色が一瞬にして見えなくなるほど。


強い風が吹き荒れ、むーちゃんの髪はまるで旗のように激しくたなびいている。


わたしは、この尋常ではないエネルギーの流れに圧倒されていた。

 


しばらくすると3つの光が重なり合った中心に、ぼんやりとした影が現れ始めた。


それは徐々に形をなし、小さなぬいぐるみを抱きしめた少女の姿になっていく。


素朴なワンピースに身を包み、ケルティックな雰囲気が漂う、どこか異世界の住人のような少女。


三つ編みにしたお下げ髪が、彼女の子供らしい無邪気さを際立たせている。


風がやむと同時に、少女の唇から、痛みを切実に訴える言葉が漏れ出した。

 

パパもママも消えちゃった。

 

怪物に食べられて・・・

 

おっかない怪物、みんな燃やされちゃった。
 

怪獣が襲ってくる夢をみるの。

 

こわいからひとりで眠りたくない。


パパとママにあいたい

 

むーちゃんは、その小さな姿に深い同情の念を抱いたのだろう。


「パパとママはどこにも見つからないの?」と、優しく問いかけた。


少女は、答えた。


「いない。食べられちゃった」


その短い答えには、 絶望の悲しみが凝縮されている。


むーちゃんは、たまらず両腕を広げた。


「かわいそう。おいで」


少女は、ためらうことなくむーちゃんの胸に身を投げ出す。


温かい抱擁の中で、少女の表情は徐々に穏やかさを取り戻し、静かに目を閉じた。


むーちゃんはつぶやく。


「魂が痛んでる。これは私だってわかる。でもどこの國なのか、いつの時代なのかはわからない・・・」


彼女の声は、 深い痛みと、 根源のわからない悲しみに満ちている。


わたしはその言葉から、彼女の魂が長きにわたり癒えない傷を抱えてきたことを感じ取った。

 

(むーちゃん心の声)

 

これがカルマなら、私はとても苦しかったんだと思う。

自分が可哀そう。

自分がとてもつらいのがわかる。

 

いつも何かを求めてさまよってる感じがするの。

現実で生きていても、足が地についていないというか・・・

 

幼い自分をよく思い出して、どうしてああしなかったのかとか、よく考えるんです。

 

彼女の言葉は、過去のトラウマが、現在もなお彼女の存在を蝕(むしば)んでいることを示している。
 

わたしは胸が締め付けられるような思いを抱いた。

 

(むーちゃん心の声)

 

この魂(少女)はわたしを知っているんですね。

 

カルマをこうやって目にする事ができるなんて思わなかった。

 

ヒーリングの力ってすごいですね。

 

もっともっと新しい世界を見てようやく癒されるカルマだと思うけれど…

 

もういいんだ、もう手放していいんだ。

 

長い時間、時を超えて大切に覚えておかないと、わたしが可哀そうだから…

 

わたしが不憫だから…

 

だから呪いのように自分にまとわりつかせて、離れないようにしていたんです。

 

この時の出来事を。

 

もう、思い出せもしないのに。

 

ほとんど何も覚えてないのに…

 

彼女の気づきは、解放への願望と深い悲しみを伴っている。


わたしも彼女の葛藤に共感する。

 

手放すことに恐れを感じないひとなどいない。

 

手放しの不安にゆれるこころ

 

むーちゃんは、 不安そうにつぶやく。
 

「どうしよう。手放していいのかな。本当に、大丈夫なのかな・・・後悔しないかな。あの頃の苦しい私を裏切ることにならないのかな」
 

創造主は、静かでありながらも、確かな重みを持つ声でこたえる。


「あなたが手放せるなら、そうなさい」


その言葉は、むーちゃんの心に優しく響く。


過去の痛みを解放する選択は、彼女自身に委ねられている。


「覚えておかなければいけない、と思うのであれば、残しておいても問題ないわ」


過去の記憶を手放すことへのためらいも、創造主は理解していた。


無理強いはしない。


それぞれの魂には、それぞれのペースがあるのだから。


しかしそのあとに続く言葉は、未来の岐路を示す、慈悲深い警告のようだった。

 

でも残しておくなら、もうわたしたちにできることはありません。

 

今後あなたは、いつかどこかの段階で、きっと鬱病を患う。

 

自ら人生を生きにくい状態にしてしまうでしょう。

 

会社に残ることも、辞めることも決断できず、また休職を理由に引きこもる。

 

(創造主の言葉)


創造主の眼差しは、未来を見据えているかのようだった。


手放せない過去の傷は、むーちゃんの魂を深く蝕(むしば)み、やがて彼女の人生を困難なものにしてしまうだろう。


決断力の喪失、社会との隔絶。


それは、過去のカルマに囚われた魂がたどる、悲しい未来の姿だった。
 

むーちゃんは、衝撃を受けたように繰り返した。


「そこまでひどいカルマなの・・・?」


創造主は、静かに、しかし確信を持って答えた。


「ええ。あなたをいまの仕事から解放したところで、そのカルマはあなたから離れることはありません。いずれ、この強いカルマをないがしろにするしかなくなり、出来事のすべてがむなしいと感じるようになるでしょうね


むーちゃんの衝撃は、さらに深まったように見えた。


「焼けた村の記憶や、殺された両親の記憶が、わたしから生きる力を奪っているんですね」


創造主は、彼女の視線を捉え、さらに重い言葉を続けた。


「それだけではないわ」
 

今世を超えて来世には、このカルマはもっとその力を強め、あなたを苦しめる。

 

永遠に超えられることのない岩のような強い宿命に変化する。

 

”わたし殺されなければならない”

 

”わたし殺されなければならない”

 

”殺された父親と母親のもとへいかなければならない”

 

そのような義務を自分に課せてより一層強くなっていくでしょう。

 

(創造主の言葉)

 

まるで来世の警告を聞いているかのようだった。


むーちゃんが殺されたり、一家心中したり・・・

 

そんな現実の悲劇を生み出してしまうほどの、深いカルマの結び目が存在するように思えた。


わたし自身も、その重さに息苦しさを感じる。

 

決断の時

 

むーちゃんは、わずかな希望を求めるようにたずねた。


「『恐れを手放さないで』って最初に言ったよね。感じ切って緩んでいくって・・・だったら、この虚しさを感じきることができれば、カルマは解消されるんですね?


創造主は、優しく頷いた。


「そうよ。そこにわたしたちのヒーリングエネルギーを注ぎ込み、完全に解放することを目指したい。あなたがどうするか決めるのよ」


しばらくの間、むーちゃんは深く考え込んだ。


その表情からは、内なる葛藤が読み取れる。


わたしも、彼女の決断の重さを共有し、固唾を呑んで見守る。



そして、ついに、むーちゃんははっきりとした口調で言った。


「やってみます」


その短い言葉には、 未来を変える決意が込められていた。
 

 

 

▼第2話につづく