夏だなぁ | 田島浩司と作品―表現する―

田島浩司と作品―表現する―

カタログ&パンフレット

こんにちは。

 

 

 

 

 

 

 

プールから帰宅しました。

 

 

Gunさん、水中ウォーキングで波を立ててました。プールに入っている子供たちが喜んでました。

 

 

チェンと競泳しました。私の速さにチェンが驚いてました。速いってことは体に無駄な抵抗を作らないで推進力を稼ぐってことなんだな、と言ってました。そういや高校、プールなかったよな、と言ってました。

 

 

Harukaはビート板を使ってひたすらキックをしてました。

 

 

帰りに短冊(たんざく)を書いてコンビニでお弁当を買ってきました。

 

 

ところでさぁ…。オフクロが私がちょこっとここの住居に帰ってきたというだけで粗末な対応をとるんです。みんな、田島が可哀想だ、ということで食事に連れて行ってくれたり、プールに連れて行ってくれてるだけです。どちらにしても私がお金を持って帰らなかったら、今月、オフクロは生活できません。ジジイの後始末にかかりきりになっている場合ではなく、私、今月、バイトも行かなければなりません。オフクロはなにを考えてるんでしょうか。ありていに語って今、うちの実家って末路をたどってます。最後が差し迫っている段階で内部分裂とか、そういうのって、すごく、やだなぁ…。もちろん、私の能力をフル稼働して、最後、途絶えさせることはないですよ。私のことを信じて欲しいし、少しは肯定もして欲しいよなぁ…。

 

 

田島、昼寝してくれ、とGunさんに言われました。Gunさん、道場のこともあるんですけど、みんなからお兄さん(私のこと)のことを頼むと訴えられてうちに来てくれています。お前が死ぬなんて考えたくねえよ、とGunさんに言われました。みんな、どんな形であれ、私とつながっていたいという気持ちは1つのようです。

 

 

では、お休みなさい。

 

 

GunさんとチェンとHarukaは私を休ませるためにお茶をしに行きます。

 

 

 

 

 

 

 

『付記:』

 

 

前から書こうとは思ってました。

 

 

私、現在の家族以外とで密につながって行こうとは思ってないというか。

 

 

コロナ禍、以後、切実に感じて来ました。

 

 

師範だったらあきらめる理由を問いただして一喝していたでしょう。

 

 

あきらめるというか、気持ちが付いて行きません。

 

 

実家に行って気持ちがすさんだこともあります。すさんだ気持ちを正そうと頑張って来たのですが、正直、取り返すことは出来なくて。隔世遺伝者の存在を馬場のオバさん(オフクロのお姉さんのこと)たちに否決されたこともショックです。普通、一族に学説などに詳しい存在は必ず実在するもので、学説に詳しい人を通して『あぁ、うちの一族にも隔世遺伝者が発生したか』と隔世遺伝者の発生を尊ぶものです。それを馬場のオバさんたちの独善で否決されて、そこから先、一族に話が伝わっていないのもショックです。自分の存在意義ってなんだろうかとも感じます。私たち5人の場合、隔世遺伝者が特殊能力に覚醒までしているという話です。

 

 

申し訳ありません。こういったことで自分が希望を手放してはならない存在であることは自覚しております。無論、自分が宿命から逃れるということも考えられません。現実にコミュニケーションに支えを必要とされている人たちのことを忘れることもできません。少し休みながら模索してあがいて前線に復帰するように致します。

 

 

            田島 浩司