今朝、大野灯台のライブカメラを見ていたら、10時頃測量船「拓洋」が出港しました。
カメラ越しのお見送りです。
ご安航をお祈りします。
さ!
昨日は、その測量船「拓洋」に友の会としてお邪魔してきました。
ウェルカム旗でお出迎えです。
いつもの友の会会員さんとはまた違う顔ぶれ。
そのお連れのひととで10名。
残りはマスコミ各社で、夕方いくつかのニュースに流れていました。
「拓洋」は2400トン。
管区のPLH型より小さく、「のと」よりかなり大きめ。
グルグル階段を上って、まず公室に通されます。
次の測量船の予算を要求したとかしないとか、このお船はいつまで?
・・・と言うのは気にかかるところですが、船齢41歳。
公室もクラシックな趣です。
壁一面に輝かしい測量実績や、災害支援を称える大臣・長官・都知事らからの感謝状が一杯。
公室で海洋情報部の業務内容や、測量船の仕事などの説明を受けます。
元日の能登半島地震以降の測量の成果なども報告がありました。
その後、各種観測機器が並ぶ観測室へ向かいます。
そして、格納庫内の実際の測量機器。
去年、神戸港で見た「平洋」も乗せていた「ごんどう」です。
深海用自立型潜水調査機器AUV
こちらは、水中ドローン。
ファンネルの両側にも測量艇と無人高機能観測装置USV
「平洋」にも載っていたものです。
昔見学した時には、「拓洋」には今「光洋」が載せている「じんべい」が載っていました。
「拓洋」を見るのは15年ぶりです。
前回は、2009年の海フェスタ横浜でした。
その後、2012~3年に船として大幅なリニューアル工事を受けています。
見た目にも、後部の黒い大きなマストがなくなりました。
今朝ライブカメラで見送っていて、改めて
「ないな・・・」
と思ったものです。
そして、最後に操舵室。
役割も、載せている機器も巡視船とは大きく違いますが、ここだけは比較的普通。
写真が暗い。
うまく撮れていません
操船コンソールや、機関室監視装置も大幅にリニューアルされています。
お暇でしたら、このブログで「拓洋」で検索すると、2009年の記事が出るか・・・と。
金沢港の海図と、六分儀もありました。