仕事帰り午後10時前。
駐車場に車を停めて、「今夜は双子座流星群が見えるんだっけー」なんて思いながら空を見上げましたら、生憎の曇り空。
ああ、またか~。(←曇り女な人)
と、ちょっとガッカリしていたら、雲と雲の切れ間に綺麗な金星が。
凍てつく空に輝く金星。
何だかとっても綺麗でした。
冬の星って輝きが違ってて大好きです。
さて。
双子座ってどこ(どっちの方向)だっけ?なんて思いながら、金星から視点を右にずらし、オリオン座を発見。
空全体が雲に覆われているわけではないので、見ようと思えば流星群が見えそうだなぁ……と思っていたら。
オリオン座と金星の間あたりをすいっと流れる星が一つ。
流れ星だーっ!!!
願い事3回唱えるなんて絶対無理な、小さなわずかな光のライン。
でもなんだかすごく嬉しくって!
気分が上昇上昇急上昇。
すっごくニッコニッコしながら家に入りました♪
青空の向こうには宇宙があって、どんな厚い雲に覆われていても空には星があって、流れ星なんて本当は、見えないだけでめいっぱい流れているのに。
普段見えないものが見えるのって、どうしてこんなに嬉しいんでしょう。
あ、金子みすずさんの詩に「星とたんぽぽ」って言うのがありますね。
「昼のお星は目に見えぬ~」と言うやつです。
見えないものでも、本当はちゃんとそこにある。
雲の切れ間に星を見つけるだけでも、なんだか嬉しい気持ちになってしまう単純な私でした(笑)
因みに双子座流星群は14日夜中(15日午前3時頃)に極大だそうです。
明日は土曜だし!
夜中に外に出て空を見上げてみよう!
……防寒対策は厳重に。