ミャオはねこのこ | プラネタ旅日記

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児童書専門古本店プラネタ(無店舗)の管理人が細々~となにやら呟いております。大半は読書記録。時々頭の悪さと猫馬鹿具合を炸裂させてます。

こわせ たまみ, オームラ トモコ
ミャオはねこのこ

内容(「MARC」データベースより)
こねこのミャオとこいぬ達が遊んでいると、こいぬだけ穴にはまって大変! でもミャオは…。不思議がいっぱいの動物の世界を紹介する紙芝居シリーズ。



お母さんのお乳を吸っている子犬たちの中に、1匹だけ様子の違う子が……。

タイトルの通り、ミャオと言う猫の子が混じっているわけですが、犬と猫の違いを子供に説明するには良い紙芝居かと思います。

子犬は穴にはまって出られなくなるけれど、子猫は自分の通れる穴かどうか、分かります。高い場所に登ることも出来るし、下りることも出来ます。

小さな子供に、「犬と猫はどうちがうの?」と聞かれて、「犬はワンワン、猫はニャーニャー!」と答える以外に、違いを教えられそうですね。

小さい間、一緒に育つと、犬っぽい猫、猫っぽい犬と言う子もいますが(笑)


最近、色々紙芝居を借りては親戚の5歳児の反応を見るのですが、長い物語性のあるものより、動物が出てきたり、なぞなぞがあったり、短くて簡単でも、一緒になって考えたり出来る内容のものが良いみたいです。

「泣いた赤鬼」とか、大人になって読んでも涙が出そうになる良いお話だと思うのですが、全然、無反応でした。「さるかに合戦」も好みでなかかったようです。

先日、「ぴょこたんのなぞなぞ1,2,3」と言うのを借りたのですが、これはなかなか、反応が良かったです。

絵を見て質問に答えると言うのが楽しいみたいです。

と言って、難しい頓知のようなものになると、純粋に楽しめないようで……。

対象年齢を気にせず、面白そう、興味を惹きそう!と思ったら、迷わず借りるようにしています。

2歳児~の紙芝居でも、十分に楽しめるんですね。と言うか、逆に5歳用とかを借りると、難しすぎたりします。

子供の本(絵本)選びって難しいんだなとしみじみ実感します。

自分に子供がいれば、色々試行錯誤が出来そうですが、いないので、親戚の子供や友人の子供の情報に頼るより仕方がありません。

親戚の子供は……大半読書嫌いなので困ったものです……。


このみ ひかる, 大竹 豊
ぴょこたんのなぞなぞ1・2・3