サンタクロースとれいちゃん | プラネタ旅日記

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児童書専門古本店プラネタ(無店舗)の管理人が細々~となにやら呟いております。大半は読書記録。時々頭の悪さと猫馬鹿具合を炸裂させてます。

林 明子
サンタクロースとれいちゃん


出版社 / 著者からの内容紹介
サンタさんを待ちきれなくなって外に出て行ったれいちゃんは、森から出て来たサンタクロースに会って、「わたしのくまちゃんは?」と声をかけたのですが……。



林明子と言えば、一番最初に浮かぶのは「おつきさまこんばんは」です。

まん丸の、カルメ焼きのような色合いのお月様が優しくて可愛いですからね。勿論、他にもいろんなお話を書かれていますが、実は私はまだ、4冊くらいしか読んだことがありません。


この、「サンタクロースとれいちゃん」は小さな本です。

11×12cmです。小さな子の手には持ちやすくてちょうど良さそうです。

amazonさんで表紙の画像がないのが残念ですが、おなじみの赤い服に白いひげのサンタさんが黄色い服のれいちゃんを抱き上げていると言う、優しい雰囲気の絵です。

「あ、なんだか可愛いな」と思って手に取り、ぱらりとめくってみると、女の子がおもちゃを山ほど抱えている絵と、「サンタさん、もちきれないよう」と言う言葉が目に飛び込んできました。

うーむ。

これは購入してじっくり読んでみたいぞ。

見ると、同じサイズの本が他にも2冊ありました。

3冊まとめて購入。帰りの車の中で読みました♪


子供の頃のクリスマスは、眠るのが惜しいくらい楽しいし、サンタクロースに会いたい!と本気で思って、頑張って夜更かししてしまうものです。プレゼントが嬉しいのは言うまでもありませんね。

れいちゃんも、プレゼントが待ち遠しくてしかたがない子供の一人。

待ちきれなくなって、サンタさんをさがしに行くところからお話が始まります。

大急ぎのサンタさんと、小さなれいちゃん。

大人になって読むと、「くすっ」と笑ってしまうのですが、子供の心でなら、「羨ましい!」とか思うのかな。

不思議と、身の回りにサンタさんを信じてる子がいないので……。

サンタクロースを信じる子供に読んでほしいなぁと思ったり……。

れいちゃんの真似をされると、困りますけどね(笑)