おはようオオカミ おやすみコヒツジ→百の月 | プラネタ旅日記

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児童書専門古本店プラネタ(無店舗)の管理人が細々~となにやら呟いております。大半は読書記録。時々頭の悪さと猫馬鹿具合を炸裂させてます。

ベン カウパース, Ben Kuipers, のざか えつこ, ふくだ いわお
おはようオオカミ おやすみコヒツジ
名木田 恵子, 目黒 直子
百の月―ムーンライト・エクスプレス

「おはようオオカミ おやすみコヒツジ」読了です。

のほほ~んとして可愛いお話でした。

私は可愛いばっかりのお話が大好きです。

例えば、昔話なんかは教訓めいたところがありますよね。

悪戯をすると叱られる、意地悪をすると返ってくる、みたいな。

そう言うのが苦手です。

確かに悪戯をしたのは悪い、意地悪をしたのも悪い。だからそれなりに返ってきて当然とも思うけれど、そのしっぺ返しを食らっちゃった子が可哀想に思えてきてしまうのですよ。

いなばの白兎なんかもそうですね。

数を数えてあげようと嘘をついた結果、皮をはがれてしまうのですが、その「皮を剥されてしまったうさぎ」が可哀想なのですよ。

そこまでしなくても良いじゃないか~(涙)みたいな。

「かたあしだちょうのエルフ」でエルフが死んでしまうのが可哀想だし、「とびうおのぼうやはびょうきです」でとびうおのぼうやに助かる見込みがないのも可哀想。

だから、そんな可哀想なシーンの全然ないのほほ~んとした可愛いだけのお話が好きです。

それでいくと、この「おはようオオカミ おやすみコヒツジ」はオオカミとコヒツジが仲良しだし、すずめも逃がしてあげたし、可愛いづくめです。(カエルは死んじゃったけど)

とってもやんわりした本です。

すらっと読めてぽわんと出来て、良いな~vvv


と言うわけで、次の本に移りましょう。

今度は「百の月」です。

本は集英社のコバルト文庫だったそうですよ。記憶喪失の女の子が主人公でなかなか面白そうです。

カイ君の秘密がとーっても気になるのですが……、「ときめきトゥナイト」のアイリ(漢字が分からない)の友達にも記憶喪失ちっくな不思議な少年が出てきたような。あれはどんな話だったかな~??

さぁ、頑張って読むぞ。