入店して、席に座ったら
男性スタッフが来た。

男性スタッフ「先ほどは失礼しました。車椅子なんですけど、広いスペースに置き直しましたので」

私「さっき、そこには置いたらあかんて言われたのに(-_-)…あ、いや、なんでもないです。こっちこそすみません。」



もうグダグダ過ぎる。


わざわざ階段の下の席を案内したのはなんで?
「足が不自由だから、階段は無理だろう」って思ったから?じゃあ料理はどう取りに行けと?

食べ終わって帰ろうとしたら、広いスペースのところに車椅子があった。
まわりには誰も居なかった。
“そこに置くと他のお客様の迷惑になる”って言ってたのに、スペースはがら空きだった。

…あ、その日はたまたま、誰も居なかったんですね!いつもは邪魔になるんですよね!!失礼しました!!!
「そこに置かせて」って言った私が悪かったですすみません!すみません!







なんか、
乙武さんの事を思い出した。

ネットでは、
「乙武は頭にも障害がある」
「傲慢すぎる」
「車椅子でも入れる店もあるのに、なんでわざわざ…」
「調子乗ってる」
「もっと謙虚になるべき」
って言われてる。

私は、乙武さんのこと好きでも嫌いでもないけど。



じゃあ、お店の言うように、事前に電話で、
「車椅子です。しかも特殊な車椅子なので100kgあります。私自身は体重40kgなので、私だけを担いでもらいたいです。」
って言ってたら、スムーズに入店できたんかな?
楽しく食事ができたんかな?


これは私が思うことやけど、「外に車椅子を置くのは邪魔になる」とか「怪我をさせるわけにはいきませんので担げません」とか言われるんちゃうんかな?
あくまで、私の考え。私の経験上、そう思ってしまうだけ。


美味しいご飯が食べたいだけなのに、「他のお客様の迷惑になる」って言われたことありますか?
障害者は、一生そういう経験をしなくちゃいけない。


はいはい、謙虚にしなくちゃいけないんですよね。ちょっとなにか言うと「傲慢」て言われるんですよね。
すみません。
ありがとうございますありがとうございます。
わざわざ時間をとらせてすみません。していただいてありがとうございます。本当に感謝しています。
……これでいい?
昨日、姉とランチに行った。
人気の食べ放題。

車椅子から降りて、杖をついて入店した。


店員「いらっしゃいませ」

姉「車椅子をどこかに置かせてほしいんですけど」

店員「少々お待ちください」

~しばらく待つ~

店員「車椅子で入りますか?」

私「いや、歩いていけます。車椅子をどこかに置かせてもらえたらそれでいいんですけど…」

店員「少々お待ちください」

~しばらく待つ~

店員「車椅子のままご入店していただけます、こちらの席へどうぞ」

写メの、階段の下の席を案内されそうになる。



姉「その席に座ったら、料理取りに行くのに何回も階段を行き来しなくちゃいけない。だったら、階段あがった席の方が良いです」

私「(入口の広いスペースを指差し)ここに車いすを置いていいですか?」

店員「少々お待ちください」

~しばらく待つ~

店員「そこに置いたら、他のお客さんの迷惑になりますので。そこじゃなくて、お席の横に車椅子置きますか?」

私「席の横に置く方がよっぽど邪魔だと思うんですが…」

後ろには、数組のお客さんが待ってる。

私「…もういいです、適当に置くので」



結局、店の外に車イスを置いて、私たちは入店しました。


②へ続く
【車椅子だけど元気で前向き♪】…え?違います。私はネガティブでひねくれものです。-P1010666.jpg

いのちの輝きって番組を見た

事故で記憶障害、左半身麻痺、車椅子になった萩田つかささん。

「バリアフリーじゃない方が良い。だって、そのほうが、人の温かさがわかるでしょう?」って。

ちなみに私は、“バリアフリーになったほうがいい。だって、人に迷惑をかけなく済むし、ありがとうって言う手間が省けるでしょ?”って考え(笑)




つかささんの周りの人は、「あの子はいつも前向きで、諦めなくて。。励ますつもりが、逆にこっちが励まされました」って言う。


医者は、「本人の気力がすごかったから助かった」みたいなことを言う。



実際私も知り合いに、「障害のある人って、精一杯楽しく、一生懸命生きてるよね。さおりちゃんもそうでしょう?」って言われた。

はーい、違いまーす。

私は、
ネガティブでひねくれもの。
人の親切を余計なお世話って思ったり、
「ありがとうございます」「すみません」って“仕方なく”言ったり、
スタスタ歩く人を見て“あいつ車椅子になればいいのに”って思ったりする。



「障害者になって良かった☆」なんて、ちゃんちゃらおかしいわ。
まぁ本人がそう思ってるならそれで良いと思うけど。


番組を見た人は、“感動した(;_;)”とか、“つかささん尊敬する(;_;)”とか言ってる。





私はあまのじゃくやな。あー、私の人生も本や映画にならんかな。
「さおりさんは、人の親切をありがた迷惑と思う、ひねくれものでした」ってさ(笑)
あはは、絶対無理やな(笑)




つかささんは、妊娠して、結婚して、子供を産んで、亡くなった。


左半身麻痺で、車いすで、どうやって子育てするつもりだったんだろう?
抱っこは?おんぶは?
オムツ交換は?お風呂は?
ベビーカーは押せる?
買い物は?


……でも、私も、“子育て出来ないかもしれないけど、子供を産みたい”って思う。
…矛盾しとるやん(笑)
女ってそういう生き物なのかも。



障害者のみんながみんな、明るくて前向きで、いつも笑顔で、諦めなくて、常に人に感謝しながら生きてる訳じゃない。