「根岸先生は『農業』ではなく、
『経営』や『ビジネス』という意識を持つように、
指導をされているということですが、
このあたり、どういう事かを教えて
いただけますか。」
というご質問をいただきました。
そもそも、農業だからといって、
ビジネスではないということは
間違いです。
農業は古来から続いていますが、
昔からビジネスという側面
はありました。
ここで注意すべきは、
以前よりも、
農業で稼ぐことが難しくなっているということです。
稼いでいくためには、きちんと数値
で管理していったほうが良いという
ことにつきます。
どんぶり勘定ではいけません。
どのくらいの経費をつかって、
どのくらい利益が出たかは、
経営していくうえで、当然、
把握すべきことです。
また、現金の管理ですが、これまでは
奥さんなど家族に現金を管理してもらい、
自分自身は生産に集中して、関与しない
ケースが多かったと思います。
農業経営者として、
他のサービス業・製造業と
同じ土俵で営んでいくためには、
現金も自分で管理する必要があります。
例えば
融資を受けるときに、自分で現金も含めて
管理をしていれば、きちんと説明をする
ことができます。
お金を貸す側もよく考えていますので、
現状を説明出来て、
将来に対してビジョンを持っている人に
お金を貸します。
たとえ、現状が良くなくてもです。
農業なので天候の状況で利益が出ていない
ときでも、「どのような理由で今は利益が
出ていないが、今後、どうしていくのか」
ということを説明が出来れば、新たに融資を
受けて発展させていくこともできます。
どんぶり勘定ではなく、しっかりと自分で
お金の管理をして、1人のビジネスマンとして、
経営者として、農業を営んでいくべきと考えています。
次世代の農業経営者である貴方の一助になれば幸い。