根岸拓哉の次世代農業経営ノウハウ -5ページ目

根岸拓哉の次世代農業経営ノウハウ

ブログの説明を入力します。

「そもそもの話です。根岸先生が
本気で「肉牛ビジネス」に取り
組もうと決意したタイミングは
どんな時でしたか。
エピソードがあれば教えてください。」

というご質問をいただきました。

エピソードは2つあります。
1つ目は、就農して初めて経験
した牛の分娩の事故です。
2つ目は、父である先代が他界
したことです。

1つ目の初めてのお産の事故ですが、
私が人工授精をした子牛が、生まれ
てくるときに起こした事故です。
子牛が母牛の中で大きく育ちすぎて、
出てこられなくなってしまいました。
獣医を呼んで、すぐに手術しなければ
ならない状態でした。
体の半分は母牛から出ていましたが、
大きすぎて出てこられなかったのです。
その時、すでに子牛はなくなっていました。
せめて母牛を助けるために、獣医が、
子牛の体をバサッと切ったときに、
母牛が生まれたと思って子牛を舐めて
いたのです。
その当時、私は、あまり仕事にやる気が
なく、すぐに他の仕事をしようとして
いたんです。
この事故のとき、私は、こう思いました。
この亡くなってしまった命は、私が人工
授精して生み出した命です。
いずれ肉牛として食べるために亡くなる
命ですが、このような亡くなり方では、
生まれたきた命を全うできていないと
感じ、仕事に向き合う姿勢が変わる
キッカケとなりました。

2つ目は、私が就農して2年目に先代で
ある父が亡くなったことです。
経営のイロハも知らなければ、どのくらい
お金があるかも知らない状態でしたが、
ここで自分が頑張らなければ、この牧場が
つぶれてしまうと思いました。
代表取締役になりましたが、技術も知識も
ない状態です。
対外的な場に出たり、農協との交渉だったり、
自分がやるしかないという状況で、経営に
携わるようになりました。

この2つの出来事が、私の主体性が爆発する
キッカケとなり、肉牛ビジネスへ本気で
取り組むようになりました。

次世代の農業経営者である貴方の一助になれば幸い。