子供らに花束を | ひとりごと キミが聴いたらxxxふたりごと
夏の風は 楽園の夢と悲しみをつれてくる。
 
広島・長崎・沖縄の惨劇。そして今…
 
自分の知っている事なんて
感じている事なんて 表面的でしかないんだろうけど。
何とも言い難い感情が。
この世の行く末を、危機を、荒廃を
感じえずにいられない。
 
音楽は、いつだって
そんな悲しみや 怒りや
アンチ社会や 命や喜び、、、心の 魂の
叫びを紡いできたんだろう。
 
そんな音楽によって
自分も共に感情を放つ。
 
 
8月になって THE BOOMを良く聴いてます。
多くの人が知ってる「島唄」の。
 
「島唄」は曲のベースは丸っと
沖縄民謡 三味線のスタンダード曲
なんでしょうけど。
宮沢和史の声と 
サイレンのように響くギター、三味線の音が
オリジナルうんぬんを越えて響く。
 
沖縄に行ったら 地元の人が
三味線で弾いていて あらためて
広がる曲でした。
 
初期の頃から ミニアルバム的な「DEMO」~
”氷点下の情熱主義”のキャッチコピーが
最高に魅力的だった 1996年「TROPICALISM -0°」
(阪神淡路大震災の復興を願ったジャケット画も印象的)
までは 珠玉の作品を多く残したなーと思う。
 
特に1993年「FACELESS MAN」は感慨深い。
その中の一曲 「祝日が一日もない町」
 
1992年のアルバム「思春期」
2曲目に収録の「子供らに花束を」
 
この2曲を毎日聴いている。
宮沢和史が当時から 憂い 怒り 希望を願って
書いただろうメッセージは
今の世にも響き渡り まだ届かないまま
地球は転がっている。
 
そんな事思いながら聴くと
複雑な思いと パワーが生まれるんだ。