あれは上の子が小学4年生の時のこと
くじ運の悪い私はPTAの役員(しかも大役)に
大当たりしてしまった
ブログにその手の話は書いたことがなかったけれど
役員のお仕事、いろいろ面倒だったなぁ
嫌な思いしたことも いくつかあったし…
何とか1年間がんばって、やっと終わった後に
最後のイベントになる歓送迎会に参加したのだけれど
一緒に役員をやった親しいママ友が
「あ、〇〇先輩の名前がある
6年生に娘さんがいたのか、知らなかった
中学の剣道部の先輩なんだけど すごいモテモテでさ
カッコよくて頭も良くて 親衛隊まであったんだよ!」
参加者名簿を見ながら、私にこう話しかけてきた
「親衛隊があった? 長身で細身のサラサラヘアとな?
そりゃ見てみたいもんだわ!
そのまま育ってりゃいいが、妙なパーマかけて
太ってハゲたオヤジになってたりしたら笑うよ」
「30代後半だよ、さすがにハゲるにはまだ早いでしょ」
しょうもないことを話しながら
でも基本、そのモテ先輩とやらに興味はなかったし
そんなことはすっかり忘れて飲み食い雑談し
ちょっと休憩のつもりで 外のソファでくつろいでいると
目のギョロッとした感じの、太った薄毛の男性が
お疲れ様~って言いながら親しげに話しかけてきた。
(誰、この人・・)
不思議に思いながらも、気がついたらいつの間にか
その男性の昔の自慢話を聞かされている自分がいた
「家の前に公園があるんだけど、女の子達が集まって
遊んでるふりしてずっと家の方を見てるんだよ~」
「バレンタインに貰ったチョコが食べきれなくて
教室で友達に分けてたら女の子達が怒っちゃってさ~…」
「はぁ、、そうですか・・」
愛想のない相槌を打ちながら思ったわけ。
(この人、昔はモテたみたいだけど
過去の栄光を今の姿で話されてもなぁ~)
酔っぱらいのしょうもない武勇伝(?)にゲンナリしながら
逃げ戻るタイミングを見計らっていると
その男性は 次にこんな話をし始めた
上越の海へみんなで行ったことがあったんだよ
その時、親友の彼女がおにぎり作ってきたんだけど
その子 ブサイクっていうか生理的に無理なタイプでさ
あの顔のあの手で握られたおにぎりだと思うと
俺どうしても気持ち悪くて食べれなくて
車の窓からこっそり そのおにぎり捨てちゃった
まん丸だったからおにぎりが道をコロコロ転がって
まさにおむすびころりんだったわ」
「ええー捨てた?それ気付かれなかったんですか?」
「ま、多分バレてないでしょ」
「・・・」
(せっかく作ってくれんさったおにぎりを窓から捨てた?
しかもブスが作ったけぇじゃって?
わりゃ なに調子こいとるんならぁ
そがぁなかばちたれよったらしごうしちゃるでぇ)
心の中で ついガラ悪く怒る私
もしもおにぎりを作ってきた女性が
それが無残に捨てられるところを見ちゃったとしたら
どんなにか傷ついただろう、って考えたら
なんかやたら腹が立ってきてしまい
「よくそんなひどいことができますねぇ」
捨て台詞とともに席に戻ろうとした私の視界に
背後でニヤニヤしながらべろ~んって舌を出す
ママ友の顔が飛び込んできた
「え、戻っちゃうの?もっとお話しようよ
俺に会いたがってるキレイな女性がいるっていうから
喜んで出てきたのに~」
「えええ?
(ママ友を睨みながら)・・こんのやろぉぉぉ」
どうやらその男性
私を元ファンの類だと勘違いしてた様子。
おいおい、冗談じゃねーぞ
そりゃ確かに『見てみたい』とは言ったけどさ~
ママ友もあまりの変貌ぶりに驚いたみたいだけどね
はい、そんなわけで
この男性が、彼女の話してたモテ先輩だったんですね。
彼は 私の悪い予言(笑)を
全て兼ね揃えたお方に育っておりました~
長身で細身?・・デカいけど太りすぎやん
サラサラヘア?・・どうみてもパンチパーマ風やん
ハゲるにはまだ早い?・・か~なりキテますやん
・・いや、私だってその男性が普通にいい人だったら
体型や髪の毛のことでイジったりせんよ
だけど
人の厚意を無下にするようなヤツには話は別じゃ
しかも道路にポイ捨て? 常識を疑うわ
食べ物を粗末にするとかもあり得んじゃろ
ブスが作ったものは食べれんとか・・何様じゃー
それにあの後、私
ストーカーまがいのこともされたからね
これくらい言っても許されるずら?
さて、それはともかく
おにぎりの話に戻りまして~
コロナ騒動の後の、このご時世だったら
他人が作ったおにぎりに抵抗あるって人がいても
気持ちはわかるというか、不思議ではないというか・・
なので私は手は使わず、ラップにご飯入れて作りますね
薄手の使い捨てビニール手袋をしてるから
手を使わないと作れない系のおにぎりも
素手で触ることはないから大丈夫
他人が作ったおにぎりを食べられますか?
作った人によっては『気持ち悪い』と思う人って
他にもいらっしゃるのでしょうか?
おにぎりの話ではないんですが
私は2年前くらいに行ったイタリアンレストランで
シェフがソースの味見をしているのを見まして
さすが 毎回 味見してから提供してるんだ…
って思っていたら
その味見スプーンを 水の入ったコップに入れてまして…
で、そのスプーンも水も ずっと取り替えずに使い回し~
(えええ?その水、唾液とか入ったまんまよね…)
って思ったら
何か気持ち悪くてそのお店に行けなくなっちゃった
なんてことがありました
コロナ菌とかインフル菌とか持ってたらどうするんだ
他人様に差し上げる料理は安全で清潔でないとね
お子ちゃまのために作る料理は特にね~
というわけで
前回のお花見が楽しかったらしいぷいやんが
またピクニックをしたいと騒いでいるというので
またまた早起きしてお弁当を作って
アルプスあづみの公園まで行きまして
チューリップが満開でキレイだったよ
今度は『おじゃまくし』とりに行きたいんだって
おたまじゃくしのことね、ぷぷ
そしてエステティシャンの友と
彼女の運転で 上越の海に行きまして
お茶に日焼け止めにウエットティッシュに
いろいろ用意してくれてて、ありがたいヤツじゃ
「前に行ったあのフレンチレストランに行きたい!」
「ああ、ラ・ファミーユ・スユクルね」
「よく覚えてるよね~、ややこしい名前なのにw」
でも本当の目的は
彼女の付き合いで 海で流木と丸い石探し
飾りにしたり絵を描いたりしたいらしい、知らんけど
そして気がついたら私の方が夢中で石探ししてたー
いい平べったい石が落ちてるんだもん (^^♪
つい持ち帰ってきたけど、いらなかったかもぉ
そんなわけで
ピクニックのおにぎり作ったり海に行ったりしていて
ふと思い出した
かわいそうなおにぎりちゃんのお話でした~
長いGWに突入している方も多いかと思います。
私はカレンダー通りですが
近場のお出かけくらいはしたいかな
掃除や片付けもしないと、家の中も外も
皆さまも楽しい連休をお過ごしください