前のめり問題! | 道具箱のなかがわ

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劇団プラネットカンパニー(Planet Company)の中川が、劇団のこととかどうでもいいこととか、気が向いた時に書き留めるブログです。

こんばんは。
今日も一日お疲れ様です。
キーボードは無事に使うことができています。
やっぱりそれなりの長さの文章を打つには、キーボードの方がストレスフリーでいいですね。
脳と直結感がある。
というわけで、無駄な買い物にならなくてよかったなって思っています。


さて。
ヤフーニュースにもなってしまいました。
「劇場の座席前のめり問題」
おそらく、SNS上では議論され尽くしたことと思います。
ブログで書かれている方もいらして、「わかる…わかるぞ…」ってただひたすらに頷きながら読んでいました。
個人的経験では、一階席でも二階席でも、座席の背もたれから背中を離して座られると、後ろの人はとても観にくいです。(劇場にもよるんだけれど)
舞台のほとんどが見えなくなることもある。
それはとても悲しいです。
楽しみにしていた舞台であれば舞台であるほど、もう、泣きたいくらい悲しいです。(音声オンリーってこともあるよね…!)
でもね、私もそうなんだけども、前の人になかなか言えなくないですか。
だって、お芝居はずっとそこに座っているわけで。
やめてくださいって言って、その人がすごく腹を立てたりして、ずっと席に座っていることが苦痛になっても嫌じゃないですか。
だからなかなか言いにくいっていう方も多いと思う。
しかしながら、一言いえば「すみません」って直してくれる人がほとんどなことも知っている。
多分さ、身体を乗り出したら後ろの人が見えにくくなるっていうことを知らないだけの人も多いんじゃないかと思うんですよね。
知らないんだったら仕方ない。
だから、最近は一階席でも劇場係の方が前のめりにならないでくださいってアナウンスをしてくれるの、本当にありがたいことだと思っています。
だってさ、知らないでやってたことだとしても注意されたらへこむじゃん。
あー、やっちまったなぁって思うじゃん。
しかも注意してくれた人がずっと背後にいるわけじゃん。
お互いのベストを考えれば、お芝居が始まる前に「前のめりになると後ろの人が見えにくくなることがある」っていうことを知った上でお芝居を観始めた方がみんなハッピーだと思うんですよね。

もちろん、人間には体格差があるからさ。
たまたま目の前の席に座った方が、大柄の男性だってことはよくあります。
でも、その方がしっかり背中を座席の背もたれにくっつけていらっしゃるのであれば、例えほとんど舞台が見えなくてもそれはもう仕方ないことだと思うわけなのです。
大きい人が悪いわけはないし、小さい人が悪いわけでもない。
私より大きい人がたまたま私の前にいただけです。
そんなこと言ったら、私だって女性にしては背が高い方なので、後ろに小柄な方が座っていたらご迷惑になることもあるのかもしれない。
言い出したらきりがないよね。
つまりさ、なんか、こう、基準なんだと思うんですよね。
そりゃ、小柄な方で身体を乗り出しても後ろの方に全く影響がない場合もあるかもしれない。
だけどそんなの、後ろの人にもよるし、劇場にもよるし、どこまでがOKなのかもわかんないからさ。
一定の基準として、背もたれに背中はくっつけよう、みたいな。
それが一番平和な解決法方なんじゃないかなと思います。

しかし、こういう議論が加熱しているのをみて思ったのは、「前の人が前のめりになったからといって自分は前のめりにはならない」という人が多数なんだろうなと。
自分の背中で悲しみが連鎖してほしくないもんね。
悲しみの連鎖は私で断ち切る…!って思うよね。
演劇人口、増えた方が嬉しいからさ。
同じ回を観た人達のできるだけたくさんが幸せな気持ちで帰って欲しいなって思うんですよね。
たくさんの人の劇場での思い出が、楽しい思い出だといいなって思います。
人気の作品なら半年くらい前からチケット買ってスケジュール合わせて交通費と宿泊費とか払っていることもあるからね。
幸せな思い出が多い方が報われるよね!

結局、見えなくて悲しかったり腹が立つような経験をしても、舞台を観に行くことはやめられないんですよね。
チケット高くても、その値段以上に感動して帰ってくることはたくさんあるからね。
幸せなことです。
お芝居って、観に行くの結構大変で面倒だけど楽しいよ。
皆様にもよい舞台との出会いがたくさんありますように。
ではでは、おやすみなさい。