NiceHCK DB2 プレゼントキャンペーン当選品レビュー | シュシュ星からの贈り物

NiceHCK DB2 プレゼントキャンペーン当選品レビュー

2024年6月、X(旧:Twitter)でオーディオショップ(KRHIFI)が実施したプレゼントキャンペーンに当選し、プレゼント(発送処理のためにPaypalで100円払ったけど)頂いたので、レビュー記載をしておきたいと思います。

 

今回の製品はコチラ ↓

商品名   : DB2
カラー   : Black
メーカー名 : NiceHCK

 

NiceHCKとは?

2015年に設立された中国のオーディオメーカー。

手頃な価格で高品質なイヤホンケーブル・イヤホンなどを開発・販売しているメーカーとなります。

 

DB2について

 

こちらの製品は、青・紫・黒の3カラー展開となっており、それぞれマイク付き・マイクなしのケーブルバージョンが存在しています。

Amazonでの販売開始は2024年1月24日。
2024年6月末時点で、4000円弱の値段設定となっている廉価帯の製品となっています。

 

BOXと開封

パッケージ外装は、筒形のスリーブケースとなっています。

表には美少女イラスト、背面には英語と中国語で製品情報・企業情報が記載されています。

 

スリーブを外すと同じイラストが蓋に入った箱が出てきます。

結構開けにくい密閉度です。

 

内容物は以下になります。

  • イヤホン本体
  • イラストカード
  • ポーチケース
  • ケーブル(3.5mm / 2pin)
  • イヤーピース2種
  • ケーブルバンド
  • マニュアル
  • 合格証
  • NiceHCKの各種サイト?QRコード

値段に見合わず、製品のクオリティは高く感じます。

シェルはブラッククリアとなっており、内部のドライバーなどが透けてクリアブラウンのような変化もあり、フェイスプレートはクリア層の奥に乱反射するような処理をされ角度によって表情を変える凝った造りとなっています。

またフェイスを縁取るゴールドパーツはアルミニウム合金製となっており、プラメッキのような安っぽさはありません。

 

ケーブルは、高純度OFC(無酸素銅)とのこと。
付属ケーブルは、3.5mmプラグのCustom2Pinとなっています。

※QDCコネクターなのかと思っていましたが、普通の2Pinでした。

 

スペック

インピーダンス:16Ω
感度     :107dB/mW
コネクタ   :0.78mm 2ピン
ケーブル長  :1.2m(3.5mm)
ドライバ   :1 BA + 1DD
再生周波数  :20-20kHz

 

音に関する雑感

私:dkの主観によるレビューとなり客観性を持ったものではありません。購入時の参考程度にご活用ください。
エージング:10時間くらい

評価環境

DAP   : SONY NW-WM1Am2 (音調:ソースダイレクト + ローゲイン)
イヤホン : NiceHCK DB2
イヤピ  : 付属(ホワイトカラー)
ケーブル : 付属ケーブル(3.5mm)

 

音質レビュー

今回はちょっと記載趣向を変更してみました。

音域バランス

※ 聴覚上の主観的バランス(縦軸の数値に大きな意味は無し)

 

解像度

数字が大きいほうが解像度高い(Min=0 ~ Max=5)

 

レスポンス

  • 全体的に鈍さがあり、スピード感のある楽曲ではモッタリした印象を受けます

分離感

  • どの帯域も団子にならずしっかりと聴き分けができると感じます。

音場

  • 上下左右奥行ともに広さは感じないが、音の抜けは良いため閉塞感は感じない
  • 付属の黒イヤピにすると白イヤピよりもさらに狭くなる印象

装着感

  • イヤホン本体の重量は軽く重量による負担は無し
  • 筐体形状による恩恵は無く、イヤーピースで保持する形で装着感が良いとは言えない

 

総評

販売価格基準で言えば、十分高音質であると言えると思います。

 

分離感が良く中音域の通りが良く前面に出ているため、Popsなどには合うかと思います。

動画用としてもセリフ関連が比較的聴き取りやすい印象ですが、全体的に音はドライで軽い印象があり、質感を感じにくく情緒に欠ける点で好みが分かれるかなと思います。

この点で、このイヤホンとしての個性は薄く、「なんかよく分からないけど凄く好き!!」って人は出てこないのではないかと感じます。

値段が安く音自体も良いと思いますので、ある程度雑に扱いたいなど気軽に使用する目的でイヤホンを探している方にはオススメしやすい製品かと思います。

 

低音域については、黒イヤピで聴いていた初期はほとんど出ていなかった印象です。
ある程度時間経過した後、イヤピの変更を行ったところ低音が出てきたと感じましたので、低音が全然出ていないと感じたらまずはイヤピの確認とエージングを行ってみてください。

 

 

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