光造形3Dプリンター anycubic Photon mono2
今まで、Photon Zeroというプリンターを使用していましたが、とうとう3Dプリンターのスペックアップに乗り出しました。
今月発売のanycubic社のPhoton mono2 になります。
※映り込みぼかしているので青カバーの雰囲気はちょっと変わってます。
日本のAmazonでは、金曜日(202/5/12)から発売開始されています。(金曜の夜に気付いて注文し、今日の日曜日に到着しました。)
Photon mono2 | Photon Zero | |
筐体 | プラスチック樹脂 | アルミ |
カバー |
PVC (?) |
プラスチック |
重量 | 4 kg | 4.7kg |
出力サイズ | 165x143x89mm | 97×54×150mm |
プリント速度 | 50mm/h | 30mm/h |
解像度 | 4096 x 2560 px | 854 x 480 px |
印刷形式 | .px0 | .pm3n |
電源スイッチ | 背面 | 側面 |
USBコネクタ | 側面 | 側面 |
筐体が金属から樹脂に変わっている関係で、重量が軽くなっています。
このため安定感に不安を覚えますが、そこまで実用上での問題はなさそうです。
今回、液晶面に貼る保護フィルムが付属し、レジンが漏れた際に液晶を保護する役目を持っています。
ただ......
結構な範囲が浮いてしまう状況。
Twitterで嘆いたら親切な方が、気にすんないって言ってくれたのでとりあえずこのままで運用始めます。
気になる点としては、青色カバーがカチッと固定されず、グラグラするフィット感。
前機種 Photon Zero とは違って、プリント完了画面と掃除用の『Vet Cleaning』のボタンが用意されている。
テストモデルとして、先日作成した騎士ガンダム物語のモンスター バウンドミミックを出してみました。
左:Photon Zero, 右:Photon mono2
左がザラザラしているのは洗浄時の処理の問題ですが、全体的な精度がダンチなのが見て取れるかと思います。
精度向上の結果、予想外の問題としてポリゴン面がはっきり出てしまっているって点があります。
ローポリモデリングで作っているのでカクカク感が出てしまっていますね。
どうしたものか。。。
ちなみにこちらも過去に作成したモデルを一緒に出力してみました。
猫背の滑らかさは一見の価値あり。
Photon mono2 で出力した右のモデルに断層が走っていますが、これはたぶん出力データの構成の問題で機械の問題ではない気がします。
ポイントは、髭の精度が抜群に上がっている(以前は精度不足で折れやすかった)
あとは、あおり角で見ると解像度差がよりハッキリと感じ取れるかと。
現状(2023/5/14)の課題としては、FEPフィルムや液晶などの交換部品がまだ発売されてない点がありますので、ご注意ください。
ひとまずの購入報告ですた。