厚生労働省は24日、2011年度の特定健診(メタボ健診)の受診率が、前年度比1・5ポイント増の44・7%だったと公表。

健診が始まったのが2008年度以降伸び続けてはいるが、「12年度に70%」とした当初の目標とは大きく乖離。

特定健診は、40~74歳の人を対象に腹囲や血圧、血糖値などを調べる。メタボリックシンドロームやその予備軍と判定されると、保健師などが食事や運動について保健指導を実施。

健診を行うのは、市町村国保や企業の健康保険組合などの保険者。11年度の受診率は健保組合や共済組合で70%前後だったが、市町村国保は30%台などと、保険者ごとに開きがある。

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