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フライトシム 〜羽田→那覇→福岡へダイバート〜
今回は、ちょっとマニアックなことをやってみました。
24/5/31、那覇空港が濃霧のため嘉手納基地に民間機3機が着陸しました。
そのなかの1機、JL907 B767-300ERのFlightradar24の航跡です。
これを踏まえて、B767-300ERが嘉手納基地に着陸せずに福岡空港にDivertするためにはどのくらいの燃料を搭載する必要があるのか、X-Plane11でシミュレーションしてみました。
SIM BRIEFで作成したフライトプランです。
羽田空港発、那覇空港行き、代替え空港は福岡空港です。
条件:
PAX250(満席)、ZFW 253400lbs(燃料を含まない重量) /FUEL 50700lbs /GW 304100lbs(総重量)。
天候は24/6/16のActual。
RJTT(羽田) RWY16Rから離陸、沖縄本島北部 IHEYA POINTで4周・22min HOLD後、RJFF(福岡)へDIVERT、RJFF(福岡) RWY16に着陸。
結果:
FLT TIME 3hr26min、BURN OFF FUEL(消費燃料) 35800lbs、REMEIN FUEL (残燃料)14900lbs。 福岡空港でのGO AROUND 、HOLDINGを想定するとこのくらい残っていると安心です。
福岡空港到着時の残燃量です。
気象条件によって大きく変化しますが、今日の条件下では、搭載燃料は50700lbsあれば十分でした。
仮に那覇空港でGO AROUNDを行い、さらに燃料を消費したとしても、福岡よりも近い長崎、熊本、宮崎、鹿児島の各空港が選択できそうです。
動画はこちらです
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