重ねる度に深まるのは
取り返す事の出来ない過ち

それは罪である事
貴女は気付いているけど
気付いていない

嘘をつく度に自分を殺し
笑顔を作る度泣いてる

辛くて苦しくて 怖くて
拒絶される事が嫌で また重ね色
会いたくて抱きたくて 震えた
指先が温まる事が怖く 繋いだ手離し

本当は傍にいたいと 好きだと
叫ぶ事が出来たら 解放
君が繋いだ鎖は錆びて外せない
最期まで解けない鎖は
夢の先で 腐り 崩れ落ちた 罪証

雪解け春明け 私の嘘は固まったまま


「この人が私の運命の人」



そう思える人に出逢った事が
ある人は、この世界のうちの
どれくらいなんだろう。




あきは出逢ったよ。
でも、運命の人じゃあ
無かったみたいなの。

離ればなれ、もう会えない。

あきが子供過ぎたのよ笑
仕方が無い事だと思う。



それにさ、16歳の時の話。
みんなこう思うでしょう?

「所詮は子供の恋愛」
「まだ先が長いんだから
運命の人は他にいるんだよ」




認めるわ。
だって事実だもの。


だけど、だけどね
否定だってしたくなる。




子供だったけれど
子供なりに本気だったの。
ずっと一緒にいたかったのよ。
離れたくなかったの。
あの人以外は運命の人なんて
呼ぶのも絶対に嫌なのよ。






あきの、全てだったのよ。











もし過去に行けるなら
16歳のあきに伝えたい。




「限りある時間を幸せで」と。











ねえ、
みんなは運命の人と出会えた?
今は隣にいる?




あきも、隣にいて欲しかったなあ。



まだ鮮明に残る記憶 歩いた道
まだ想っています まだ想っています

不意にラジオから流れた曲
貴方を想い聴いた曲
浮かび上がる感情
忘れたと思っていたの

部屋に響く高い声、小さな鳴咽
想いが 今 溢れ出した

貴方に約束したね だけどまた破るの
自己満足の罰
古い傷痕の上から重なる刃
時はもう戻らないと知ってるから

貴方は覚えているのかな 交わした言葉
私は覚えている 貴方の涙を

貴方が蘇る 私の中に鮮明に
また重ねる罪
赤く赤い私の中の想いは真実
終わりが訪れた後なのは気付いてる

前には進めないのか 記憶の中の私が
私の足枷となって歩けない
誰か鎖を外して 錠をかけて
じゃないとまた想い出に泣いてしまう
まだ 想っていたのです