魔法の言葉。
呪いの言葉。

「好き」

君の言葉に縛られて
あきは一生動けないの。





誰がこの魔法を解いてくれる?

誰も解けはしないのよ。






あの日あの時、
魔法をかけた本人しか。






このまま壊れてしまえれば
きっと何も怖くは無いのに。
それすら出来ないの。

前にも行けず後ろにも行けず、
手を振っても誰も気付かない。




ねえ、笑っている人間
全てが幸せじゃ無いのよ?

誰か気付いてよ。

この胸の痛みに。


笑いたいのに笑えなくて
泣きたいのに泣けなくて

ねえ、
私の感情は何処に行ったの?

悔しくて情けなくて
私は何処に行けばいいの?

誰も私の手を取ってくれない
このまま暗闇に溶けるだけね

誰か生きる意味を教えてよ
この手を取って一緒に踊って
そして笑いかけてみて
誰か生きる意味を与えてよ
その手を取って走るから
そして優しくキスをして


いつも疑問に思う。



人は何故に人を
好きになるんだろう。





知人のバンドの歌詞で

「貴方のせいでついた傷、
だけど癒せるのも貴方だけ」

と言う様なフレーズがある。



とても分かる。
分かるんだけど、
なんでだろう。

どうして傷付くのに
人を好きになるんだろう。

どうして傷付いたのに
好きなままなんだろう。




あきも沢山、恋をした。

だけど、
痛い想いをするなら
やめてしまっていた。

だって傷付くのは
とても痛いから。

あきには堪えられないから。



1度だけ、深く愛して
だけど深く傷付いて
もう誰も愛さないと決めた。




あんなに辛い想いをするなら
もう要らないと思った。



「逃げてるだけ」

そう思われるかも。
そうかもしれない。




それでも、あきには
そんなに強い心は無いの。

もう嫌なのよ。






人を好きになる事を
やめない人は、
とても強くて、
とても尊敬します。