プロの資質 | カメラマンの独り言

カメラマンの独り言

「カメラマン」「経営者」としての独り言を
だらだらと、そしてつらつらと書いています。

えと…。
ご心配をお掛けし申し訳ございません…。

様々な事があり、ブログの方、放置状態でした(汗)。
詳細はまたいずれ…。

m(_ _)m

それと、複数の方に「コメントが出来ない」と連絡頂きましたが、設定では「承認後に公開」程度しかいじってませんので…。

コメント拒否しているわけではありません。
えぇ、決して…

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さてさて、先日、弊社に出入りしているフリーのカメラマンから連絡があった。

他の業者で「中学校の合宿」写真を撮影してきたが、使い物にならない写真ばかりでダメだと言われたらしく、実際第三者がその写真を見てどうなのか知りたいという内容。

ちなみにこのカメラマン、以前は人物(ポスター撮り)を主に活動していた。

学校写真・幼稚園保育園写真についての撮影に関しては、弊社(だけではないと思うが(笑))から学び、それを基本として他の写真屋の撮影依頼も受けている。

で、その写真屋が言うには「顔がこちらを向いてない写真がある」「全体に何を撮影しているか分からない写真がある」等々。

まぁ、それぞれの写真屋に「やり方」というのがあるが、通常外部に依頼する場合、前もって打合せをし、必ず撮影しなければならないシーンなどを確認。

それを「押さえた上」で、色んなシーンを撮影する。

ざっと聞いた分には特に何も問題ないようだったので、単純に「その写真屋と考え方が違ったのかもね。」と話し、その日は終わったのだが、どうしても気になる事が一つあった。

…てか、基本の撮影方法が私から伝授したものだったので、何か自分のやり方が否定されたような気がして「むかついた」というのもあるけど、それは伏せておきます(笑)。

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その写真館は苦情と共に以下のような事を言ったらしい。

プロカメラマンがプログラム(いわゆるオート)を使うなんて常識では考えられない。あなたは本当にプロなのか?どんな状況でもマニュアルで対応するのがプロだろう?

実はね、この件に関しては私自身、フィルム時代後期から悩んでいた部分だったのだが、4年前(だっけ?)にニコンの「D3」という機種が出た時に自分の中に一つの解答が出た。

それは「オートをフルに活用できるのプロ」なんだなと。

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確かにプロなら「マニュアル操作」が基本に無ければならない。

これは間違いないはず。

で、このデジタル時代、更に上をめざすなら、そのカメラの「オート」を効果的に活用するのもプロでは無かろうかと。

例えばシーン(明るさ)が一定ならマニュアルでも構わないと思う。

でも明るさが逐一変わるようなシーンであるなら、ある程度設定はカメラ任せにし、撮影する被写体の方に集中できた方がよっぽどいい写真が撮れる。

通常プロが使うカメラのモード(設定)には「マニュアル(M)」「シャッター速度優先オート(S)」「絞り値優先オート(A)」「プログラム(オート)モード(P)」がある。

また測光(明るさを計る)方法にも「分割(平均値)」「中央重点」「スポット」等ある。

トドメに「露出補正」という機能もあって(コンデジにもあるけど(笑))、その全てを活用し撮影が出来る。

だから、現場に行って即座に「シャッター優先の方が良い」「オートの方が良い」「マニュアルじゃなければ無理」等々を判断し、対応していくのもプロとしての資質じゃないかと。

どっかで書いたけど、最終的には「売れる写真がいい写真」なのだから、その為に「カメラの機能をフル活用する」というのも「プロとしての必要な技術」だと思う。

「マニュアル操作で撮影するからプロ」なのではない。
「売れる写真を撮影できるのがプロ」なのだ。

その為には、せっかく付いているカメラの機能をフル活用し撮影する事も、場合によっては必要なはず。

何か間違っているかな?

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大体ね、今のカメラの「オート」って賢いんだぜぃ?

その「オート」をどれだけ使いこなせるか。
どれだけ自分の使っているカメラの「オートの癖」を知っているか。

それもプロとしては必要な技術や知識だと思う。

だって現在の「オート設定」には、ありとあらゆる撮影状況の「蓄積」から算出された「設定値」が記録されているわけでしょ?

自分は舞台や学校写真が主なので、それに合わせた設定だって「絶対にある」はずなんだよね。

そうじゃなければ「フラッグシップ機にオートモード」が付いているはずが無いでしょ?

もしこの写真屋が言う事に間違いがなければ、フラッグシップ機(プロ機)に「オートモード」が付いている事自体が「間違い」だとなる。

逆に考えれば自ずと答えは出てくるはずなのに、何故か多くのカメラマンはその事に気がつかない。

う~む。

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自分の好きな経営者(投資家)の一人に「ウォーレン・バフェット」という方がいる。

その方が以下のような事を仰った。

難しいのは新しいアイディアを生む事ではなく、古い考えから逃れる事だ

常識や習慣というものが、会社に限らず、個人でも家族間でも何かしらあると思う。

そしてその常識や習慣を「多角的に見る」と言う事はかなり難しい。

でも一度視点を変えて見ると、今まで「常識・習慣」だと思っていた事が「もしかしたら違うのかも」という事が分かる。

特に「日進月歩」が激しい今の時代、今日やっている事が、すでに「古い考え」になっているかもしれない。

確かに昔は「マニュアル撮影」が常識だったのかもしれない。

でも今の時代「マニュアル設定」で撮影できるからと言って何を誇れるのか?

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実はこのブログ、色んなカメラマンが読んでいるらしい(笑)。

せっかくだからその方達に向けて改めて書いちゃう。

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プロなら、マニュアルでも絞り優先でも速度優先でもプログラムでも、全て使いこなせるようになりなさい。

マニュアルで撮影しているからと言って誉める人はいません。
マニュアルで撮影できるからと言って、それが上手い写真だとは限りません。

疑問に思うなら、何故「ピント」が「オートフォーカス」になったかを考えてみれば分かるはずです。

いつまでも古い考えに捕らわれているようなお堅い頭じゃ「良い写真」は撮影できませんよ?

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「自分、松本さんに『プログラムも上手く活用できるようになれ』って言われて、目から鱗が落ちたんですよ。だって普通ならマニュアルで上手くなれって言う写真屋多いじゃないですか?」

えと…、それは私が普通じゃないという事(笑)?

ちなみに自分がよく使う「プログラム設定」は、露出補正+0.3、中央重点測光です(ニコンD3)。

ご参考までに…。


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