社会貢献 | カメラマンの独り言

カメラマンの独り言

「カメラマン」「経営者」としての独り言を
だらだらと、そしてつらつらと書いています。

初めに書いておきますが、今回のブログ、皆さんの「善意」を否定する文章ではありません。

まずその辺を頭に入れて最後までお読み下さい。

-----

弊社、小さいながらも「企業」として、創業時から「社会貢献」に強い関心を持っていた。

朝日新聞(朝刊 2008-09-15 )に次の様な記事があった。

「ペットボトルのキャップをリサイクルして途上国のワクチンにする。ワクチンひとり分は20円。ペットボトルのキャップを1000個ぐらい集めてリサイクルすると、その費用をまかなえ、リサイクルで途上国の援助もできます。」

弊社もこの運動を知った時、少しでも役に立てるのならと、みんなで「ペットボトルキャップ」を集めまくった。

このエコ・キャップ運動は、現在、あちこちで盛んになされている。

-----

結構な量が溜まったので、協会に連絡し送ろうと思った。

するとこんな回答があった。

「宅配便にて当方までお送り下さい」

まぁ、これは良しとしよう。

「もし御社がエコキャップ運動に賛同して頂ける様でしたら、収集ボックスをご用意頂ければと存じます。価格は25,000円(現在は6,000円)ですのでご購入下さい。」

この辺で「?」が浮かんできてしまった。

-----

キャップを「1,000個」集めてワクチン20円分。

それを送るために、宅配便の送料が最低でも630円。

差額の「610円」はどうなっているのだ?

これなら直接、送料の630円を寄付した方が、よっぽどマシではないかと。

結局、送ろうと思ったキャップは、全て処分しました。

-----

で、調べたら怪しい怪しい(笑)。

これ、完全な「リサイクル詐欺」。

たった20円のワクチン代を得るために、莫大な手間をかけさせる。
しかも、回収品を集めたり送るためにワクチン代を遙かに超えるお金をかけさせる。

トラックで運ぶわけだから、燃料代もかかる。その分の排気ガスも出る。

要するに、全然、エコになっていないし、援助にもなっていない。
だったら最初から20円だけ寄付する方が、よっぽどマシ。

「エコ」「援助」「ワクチン」という、人の善意につけ込んだ最低な詐欺。

初めにも書いたけど、決して「善意」を否定しているわけではありません。

偽善でも「やらないよりはマシ」だと思っています。

ただ「人の善意を利用して儲ける輩」がいるという事を知っておいて欲しいだけです。

-----

企業の場合、こういう「寄付」をすれば「控除対象」になったりしてそれなりに徳をするのかもしれない。

でも「根本的」な何かが間違っている事に対して、例え会社のためといえど、自分は協力など出来ない。

一生懸命キャップを集め、ワクチン代以上の送料をかけ協会に送る。

確かに「いい事したなぁ」という「自己満足」にはなるかもしれない。

でも、その労力と送料を、直接寄付できるような場所があれば、その方がよっぽど有意義じゃないかと…。

-----

会社として、個人として「何かに貢献したい」という気持ちはいつもある。

ただ「本末転倒」の様な、上っ面だけの「貢献」はしたくない。

自己満足だけの貢献もイヤだ。

まぁ、正直弊社は、寄付金で貢献したいと思っても中々「余裕」が無いのも確か…(涙)。

で、会社・個人を問わず「何か」が出来る事がないかなと日々模索していた。

-----

さて、弊社のメインページ・写真販売ページに以下の様なバナーが貼ってあるのをご存じだろうか?

$カメラマンの独り言

実はこれ、今現在弊社として出来る社会貢献の一つ。

ファイト!小児がんプロジェクト」というもの。

リンク先を見てもらえれば詳細が分かると思うので省くが、要は「使っていない待機状態の時のパソコンを、膨大な計算処理のために必要な能力の一部として使ってもらう」というもの。

新薬を作るために必要な計算にコンピュータ1台だと100年かかるものが、ネットワークを使って100台のパソコンで計算が1年で終われるのなら、救える命が沢山あるのではないか?

お子さんを失う悲しみを一人でも少なく出来るのであれば、多少仕事上でパソコンの処理が重くなっても、十分補えるのではないだろうか?

そういう思いから、弊社のパソコンには全てこのシステムが組み込まれています。

-----

登録にはちょっと面倒な部分(英文だったり)もありますが、普段何気なくパソコンを使っている「裏側」で、「命を救う手助け」が出来ているのなら、こんなに有難い事はない。

もしかしたら自分のパソコンが新薬の開発の一部になって、誰かの命が救えるのならこんなに嬉しい事はない。

そして…

もしその新薬で救えた命を「写真」に収める事が出来たのなら、無情の幸せなんだろうと。

-----

知らない誰かに、自分のパソコンを乗っ取られるようなイメージがあるかもしれない。

ウィルスの脅威があるかもしれない。

パソコン内にある情報が、全部見られてしまうかもしれない。

不安がつきまとうかもしれない。

一応弊社では「もしも」に備えて、個人情報等が蓄えられている「メインサーバ」用のパソコンには、アプリをインストールしていない。

自分のパソコン、その他会社のパソコンの中には「危ない画像」はあるかもしれないが(おい)、他人に見られて問題になる様なものはないし…(笑)。

-----

自分は「ワクチンのための寄付」も大事だと思うが、現状難しいので「新薬の開発」で、少しでも社会貢献できればと考えている。

と、格好いい事を言っているが、要は「小さいお子さんの命」を守りたいし、その両親の悲しい顔を見たくないだけ。

弊社は「世界中の人に笑顔を届ける」事を理念に掲げている。

自分はこの先も沢山の「笑顔」を見たい。
沢山の「笑顔」を写真に収めていきたい。

社会貢献などと言う「ご大層」な事をしているつもりはないが、ほんの少しでも悲しい顔が減るのであれば、こういう事をしてもいいのかなと。

興味があれば是非、登録してみて下さい。


Facebookページ
http://www.facebook.com/matsumotoplanning