先日2月半ばながら麗らかな日に
東京都美術館で開催中の
ウスター美術館所蔵の印象派の美術展に
行ってきました。
このような作品を見るのに
ぴったりな春の陽気。
 

入り口はこのモネのパネルから始まります。

(写真撮影可能エリア)

 

ウスター美術館はモネの睡蓮を

購入した初めての美術館だそうです。

 
入って一番最初に目にしたのは
このトマス・コールの絵。
朝日なのかはたまた黄昏時なのか
柔らかな光がとても美しく
目が釘付けに。

細やかに描きこみもあって

見ごたえがありました。

(図録より)

 

そしてこのトロワイヨンのりんご採り。

ノルマンディーでの風景だそうです。

昔はこんな風に採っていたのだなぁと。

こちらも書き込みが細かくて

ずっと見てしまいました。

(図録より)

 

他にもコローの作品が数点

ルノワール、セザンヌなどもあり

見比べることができました。

 

ルノワールは人物の表情を

描くのが改めて秀逸だなぁと。

その人の性格を物語っているかのよう。

 

セザンヌは線が固めに感じ

シスレーの描くのどかな風景にも

癒されました。

 

図録は以前、見返す機会が少なく

処分したのでもうこういったものは

買わない、と決めていたのですが

本展は細かく描かれていたものが多く

迷った末に購入。

表紙は2パターンあって、迷わず

私はモネにしました。

 

 

今まで見たモネの睡蓮の中で
この睡蓮が一番好きに。

 

絵葉書も購入。もう1枚、桜のような

雰囲気の絵はグリーンウッドのりんご園。

こちらのりんごの木はウスター美術館周辺で

よく見られる木だそうです。

この絵もまた描きこみが細かい。

 

図録の構成も楽しめるようになっていて

右側に作品、左側に解説があり

絵本をめくるように

楽しんで眺められそう、と

背中を押してくれました。

 

 
この他にも印象派を学んだ日本人画家の作品
団扇片手の美女の絵で有名な黒田清輝、
今回初めて作品を見て好きになった大田喜二郎、
そしてアメリカの印象派画家の作品
ハッサムの「コロンバス大通り、雨の日」では
望遠レンズで写真を撮ったかのような
背景のぼかし方と浮き出るような馬車の絵が
とても印象に残りました。

(写真撮影可能エリア)

 

このハッサムの絵はフェイラーが今回の美術展を

記念してハンカチを作製していました。

(写真撮影可能エリア)

 

会場を出るとこんな記念撮影ポイントが。

誰かとお出かけしたなら、こういう楽しみ方も

できそうですね。

(写真撮影可能エリア)

 

このあと、用事で虎ノ門に

移動したのですが

桜が咲いていてびっくり。

 

 

お昼を食べるタイミングを逃してしまい

椿屋珈琲店でサラダランチを。

 

 

16時過ぎていてもオーダーでき

助かりましたあせる

 

久しぶりに充実した

休日を過ごすことができました。

2月なのに・・・

心地よい春の陽気の中で

本当に幸せ。