梅の花

梅のつぼみもだいぶ膨らんできましたね。

今日も東京は日中、比較的暖かく
過ごしやすい1日でした。

ところで、好文棚(こうぶんだな)というお棚があります。

表千家12代家元惺斎好。
上の方の抜けている模様が「好文」なのです。

梅の花に似ていませんか?

梅の別名には好文木(こうぶんぼく)

という言葉があり、それにちなんだお棚なんです。梅


こちらに似ているお棚に11代家元碌々斎の好みで、
木屋町棚(きやまちだな)があります。
上の部分が引き出しになっていて、茶器などを入れますが
その引き出しの奥が香狭透かし(こうざますかし)
という模様で、とても似ているんです。
お稽古場によっては、引き出しを抜いて
好文棚の扱いで練習をすることがあるかも
しれません。

ちょっとこの画像ではわからないのですが、こちらをご参考に→***
いつもどっち!?と、わからなくなってしまいます
 
【茶器/茶道具・棚】碌々斎好写/木屋町棚【送料無料】 【代引手数料無料】
¥63,500
楽天

それもそのはず。
好文棚は木屋町棚を
もとに考えられたものだそうです。
京都・北野天満宮のお献茶の時に
考案されたのだそうですよ。
 
水指を乗せる一番下の板を
地板(じいた)と言いますが
微妙に五角形なのです。
天神様と梅^^

梅の別名、素敵な名前が多いので
次の記事でご紹介しますね。