HSPと分かってから、わがままでないと気づいたことがあります。
それは、「寒がりで暑がり」なことです。
ずっと人は我慢できるのになぜ、私は我慢できないのだろう?わがままなのかな?と思っていました。
寒がり、暑がりのどちらかであれば、体温が低いか高いかで済む話です。
しかし、その両方となると、話が違います。
「寒がりで暑がりは、わがままだよ。」と冗談まじりに何人かに言われたことがあります。
本人達は、深く考えずに言ったことなのでしょうが、私の心には残りました。
何気ない一言が残ってしまうのは、HSPの性なのだと思います。
こうした人からの言葉とそれを受けた後の自分自身の思考によって、わがままかもしれない、と思い込まされてきました。
*春と秋、温度的にはちょうどいいです。
無理することで多くの悪影響があったことも事実です。
それなのに体の声を蔑ろにして、気付かないふりをしたかったのです。
私は、炎天下にいると暑くてバテてしまうので、長時間はいられません。
ということは、例えば、海に行っても「できれば日陰があってエアコンのきいた涼しいホテルの中から海を眺めたい」となります。
「涼しいホテルの中から海を眺めたい」だけを見ると、わがままにか見えかねないですよね。
本当の理由は、
●そうしないと物凄く汗をかいてしまって気持ちが悪い
●温度が高いと頭が痛くなる
●直射日光を2時間半以上浴びると例外なく頭痛になる
●ひどいと吐いてしまって、かなり涼しい場所で安静にしないと治らない
からです。
海やゴルフやBBQで何度、頭痛がしたことか。そして吐いてしまったことか。
無理ばかりしていました。
今では、太陽と暑さが苦手な体質であることをあらかじめ伝えて、こうした状況を避けています。そして、大勢が参加するなど、融通が効かなそうなイベントの場合には、そもそも参加しない、と決めています。
*夏もイベントを避ければ、エネルギッシュなところが好きな季節です。
かといって、冬が大丈夫なわけでもありません。
むしろ、冬は一番苦手な季節です。
寒い場所に長時間いると頭痛になることはありますが、頻度は低く、それよりも日常的に感じる寒さに気分を揺さぶられやすいからです。
肌寒いと感じると、なんとなく気分がふさぐからです。
生理の時は大打撃でして、本当に一瞬でも寒いと感じると、生理痛が激しくなってしまうのです。ここは、自分でもびっくりするほど敏感です。
寒いので洋服を着込むと、「えっ、もうそんなに着込んでるの?」といった発言をしてくる人がいます。これも本人は悪気がないのでしょうが、本当に迷惑でしかありません。
以前はそれを気にして、あまり着込みすぎないように調整をしていました。
でも、HSPと分かってからは、人目を一切気にすることなく、暖かくして寒さを感じないことを優先させています。
無理しちゃっているHSPと気づいていない人、HSPでも我慢しちゃっている人、いるのではないかなと思います。
どうかご自身に優しくされますように。
最後までお読みくださって、ありがとう
いいね、押してくれると嬉しいです♪
ゆきぃ

