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今をいきよう

完全介護の寝たきり生活は9年目に突入です。
9割原因不明の四肢麻痺に痙攣や痛みと同居中
必ず元気になると信じて…まだ諦めませんよ(^^)
今の積み重ねの未来が明るいものになるように、私らしくいられるように
今を大切に生きたいな。



せっかく登場してくれた懐かしい祖母
またちょこちょこ武勇伝を思い出させてね



祖母は晩年直腸ガンを患って人工肛門をつけていた
手術をしては再発を繰り返し…精神的な負担は相当なものだったと思う



ずーっと仕事をしてきたすごくバイタリティのある祖母だったので、思い通りにならない身体は余計に辛かったんじゃないのかな



それでも自分のガン細胞を「ガンちゃん」と呼び、
「ガンちゃんも死にたくないんだからね、一緒に生きていくのよ。仲良くね。」
と自分に言い聞かせるように私に言っていた。



祖母はどんな状況でも周りのひとの前では気丈なひとであり続けた


しょっちゅうかかってくる悩み相談の電話には厳しくも的確なアドバイスで叱咤激励して
自分の子ども達にも、嬉しくて涙を流すことはあっても、辛さや弱音を吐くことはなかった


だからみんな未だに祖母のことは気丈なひとと言う


でもね、私だけが知っている祖母の顔がある


私はよく祖母の部屋に遊びにいった
一緒に夕陽を見たり、マッサージをしたり、ベッドに2人で横になったり…
そんな時に祖母は自分の身体のことや子ども達(私にとっては母や伯父達の)の心配事、いろんな悩み事を話す
どうしたらいいかなぁと答えを求めるときも



ベッドでは私の手を握りながら色々な話をしてくれた


戦争の時の話
赤ちゃんの時に亡くなった妹の話
結婚の話
子ども達の昔話に将来の心配事
仕事の話
大事にしていることの話
悲しかったことや悔しかったことの話


一緒におしゃべり楽しかったなぁ


たくさん悩みや不安を話した後は、必ず自分に言い聞かせるような前向きな言葉で終わる
上記のように名言が出てくる


そして、スッキリした表情になった祖母はいつもの気丈なひとになって、みんなが集まる茶の間に戻る


でも時々、おしゃべりしている最中に私の母が部屋に入って来ることがあった
そんな時は瞬時に母の顔に戻る祖母
隣で見ている私はさすがだなぁと思っていた


最期の最期まで母であり続けて、気丈なひとであり続けた祖母
最期は遠く離れた私の家の近くの緩和ケア病棟で命を全うする姿をみんなに見せてくれた祖母
最期の一息を私は今でも忘れない


気丈な祖母と2人きりの時の祖母とどちらも大好き

昨日は気丈な祖母に喝を入れてもらったけれど、今日は2人きりの時の祖母とゆっくりお話したい気分です

ねぇおばあちゃん
ここ最近、私なんかに生かされている価値があるのかなと思うことが多かった

もっとがんばっている人や、生きたいと願っている人、生きて欲しいと願われている人にこの命や時間を使ってもらえたら、今よりもどんなにか有意義な人生になるだろうかと思っていた

今は生きるだけで迷惑をかけているだけだから…





そんな時に、祖母の姿が頭をよぎった

母の母で
とても気丈で誰にでも愛のこもった厳しい言葉をかけられる人

情に厚く、涙もろい一面もあった祖母は本当にいろんな人に慕われて、色々な相談を受けてはそれに応えていた


だから未だに祖母のお墓はいつも綺麗になっている
とても辺鄙な場所で、交通の便も悪く周りに観光地も無いようなそんな場所に
誰かが足を運んでは、掃除をしてくれて、花を供えてくれて、返事のない祖母に語りかけてくれている



そんな祖母に、少しでも生かされている命を粗末にする形であったとしたら
厳しい目でただ一言
「帰りなさい」と言われるだろう



どんなに苦しみを訴えても、どんなにもっともらしい言い訳を重ねても
「いいから、帰りなさい」と
無理矢理にでも帰されるのだろう



そして、帰ろうとする私の後ろ姿を
見えなくなるまでずっと手を合わせながら見送ってくれるのだろう
大粒の涙を流しながら


私達が祖母の家から帰る時にそうしてくれていたように


祖母が言うであろう「帰りなさい」に込められた私への愛情と、娘である母への愛情


実際に聞いたわけではないけれど、ハッとした



もしかしたらただ迷惑なだけの存在かもしれない
これから先も苦しいことしかないのかもしれない
誰かの為に生きることは出来ないのかもしれない



それでも、せっかく与えてもらったこの命を全うできるのは私しかいないのだから


祖母にちゃんと胸を張って会えるように
母にちゃんと安心してもらえるように



先はわからないけれど、今を生きる事をただひたすらに続けてみよう

それだけでもいいよね
これが今の私の精一杯



でもちゃんと気持ち受け取ったよ
ありがとう
おばあちゃん
お陰でまた少し前を向ける

こんにちは

 

入院生活をストライキして家に帰ってきました

 

 

体調を崩して以来

 

というより

生まれてからはじめてなくらい

 

わがままをいいました

 

ほんとうにきつかったのです

げんかいでした

 

リスクはもちろんあるけれど

 

わたしのようすに即答で許可をしてくれた主治医のせんせい

 

 

夜だったけれど許可が出た一時間後には病院を出ていました

 

 

またすぐにかえらなければいけないばしょに

あわなければならないひと

 

わたしのこころをかえないとまわりはかわらない

 

そんなぱわーはないけれど

だれかやなにかのせいにしていても

くるしいのは自分

 

それよりも

このわがままをうけいれてくれた母にしゅじいのせんせい

 

そのこころにかんしゃしたい

 

わがままなんていったらみはなされるのではとどこかで思っていた私

 

でもはじめて病室ですわってはなしをしてくれたせんせい

 

たまには気持ちをぶつけてみるのもありかもしれない

 

 

ありがとうございます