久しぶりに聞けた低くしゃがれた声
一瞬であの頃に戻った
一緒に歩いた夜道、毎日夜中まで電話をしていたあの頃
みんなの為にどうしたらいいのだろうっていっぱい悩んで・迷って・修正して
5歩先、10歩先を見据えながらみんなに伝えて
上手くいかなければ、20歩先、30歩先を見据えて動いている先輩にアドバイスをもらって
まだ若かったけれど本当に一生懸命やったね
考え方が似ていて、見ている方向も同じだったから、お互いの足りてない部分も分かってた
だから私は何度も痛いところを突かれたし、私が痛いところを突いたこともあった
普通だったら表面上で流してしまえる事も、ぶつかり合えたのはお互いの成長の為と、目標のため
今も第一線で、今では50歩先、100歩先を見据えて頑張っている声を聞いたら、なんだか熱いものが込み上げてきた
懐かしさや頼もしさの中にほんの少しだけ、自分に対する不甲斐なさを感じた
悔しいけれどどうしようもない現実
いつかまた歩けるようになった時は、私も何か成長して隣に立てるような今を過ごしたいと思う
ねぇ…今の私はがんばり方間違えていないよね