心の栄養 アファメーション
アファメーションとは自分を肯定する言葉、心に栄養を与える言葉がけのことです。
機能不全家族で育つと、自己肯定することは
なかなか難しいですよね。
親からダメな子、わるい子、など、
不適切な言葉を日常で受け続けると、
それが脳に刷り込まれてしまうので、
何かできないことがあったとき、
「また、やってしまった」
「どうして、できないんだろう」
など、刷り込まれたことを
そのまま自分に向けて責めてしまいます。
それらは、言わば
”親が書いた脚本”のようなもの。
そして、無意識のうちに
その脚本通りに生きてしまっている、
と言えると思います。
アファメーションは、
そんな思考の方向転換に役立つ
ひとつの方法です。
例えば・・私の場合。
こんなふうにしました。
できないことがあったとき、「どうして私はこうなんだろう」
と思ったら、思考の方向転換のチャンス。
「あっ、また責めてる」
とここで自分を客観視します。
さぁ、転換、転換・・と深呼吸して
「まぁいい、まぁいい」
「できないことがあってもいい。」
こんな感じでした。
これが不思議なもので、
続けていくと、新たにクセになってくるのです。
脳の回路が新しく作られるんですね。
もうひとつ、紙に書いて見えるところに貼っていました。
頑張らなくていい(・・あとふたつぐらい書いてたのですが、
忘れてしまいました
)今の自分にしっくり来る、
自分のための言葉を探します。
私は私のままでいい もいいですね。
私は、なりたい自分になりつつあります
私は、なりたい自分になるために前進中ですと、現在進行形で言ってみるのも
しっくりくるかもしれませんね。
「わたしは大切な人間です」
などもあるのですが、肯定の言葉だと、どうも
「いや、やっぱりそう思えない」
という心の声が聞こえてきたら、
今はそう思えないけれど、そんな私も受け入れます。と、今の自分にOKを出し、
自分を大切だと思える私になりつつありますと、現在進行形に変える、など。
褒めることもいいですね。
私は今日、○○をすることができました。スゴいと思います。
私は今日、とても頑張りました。本当に、よく頑張ったと思います。
なんだか、嬉しくなりますよね

自己暗示に近いですね。
疑い深いアダルトチルドレンの常でしょうか、
最初は「そんなことで・・」のように
思ったこともありましたが、
考えてみると
親に毎日のように否定など
不適切な言葉をかけられることと
同じ事なんですよね。
ダメ、ダメと言われて、私はダメ、
と否定の自己暗示をかけたのですから、
その繰り返しをおしまいにして
今度は肯定の自己暗示をかける、
ということなんですね。
否定の自己暗示にかかったのだから、
肯定の自己暗示にもかかるはず。
そう思いました。
自分で自分に言っても、
今ひとつ信じられない、
素直にそのように思えない場合は、
まず誰かに言ってもらうことも効果的です

言霊っていいますよね。
言葉には力があると思います。
夜寝る前や、心が落ち着いているときなど、
無理はしないように続けていると、
心に栄養が溜まって、
子どもにも自然に肯定の言葉を
かけることができるようになると思います

生まれ持った生きる力を取り戻す方法は、
たくさんあるんですよね
