禁止令(子どもに言ってはいけないこと)
親が子どもに言ってはいけない言葉を、
交流分析(TA)の禁止令より引用します。
(※交流分析における禁止令の意味が、
子どもに言ってはいけない言葉である、
ということではありません)
保護者自身が、
不安や失望、寂しさや惨めさ、
怒りを感じている中で
子どもに与えるメッセージ、だそうです。
禁止令の基本的リスト
-Robert Goulding & Mary Goulding-
(1) 存在するな
虐待や無視、親の問題を子どものせいにするような言動
「生まなきゃよかった」
「そんなことをするから叩かれるんだ」
(2) 成長するな
「まだ子どもなんだから、そんなことはできませんよ」
(3) 成功するな
「何をやってもダメだね」
「何回言ってもできないんだから」
(4) 重要であるな
「あなたにそんなことできるわけないでしょ」
(5) 自然に感情を感じるな
「これくらいで怖がってどうするの」
「いつまでも泣くんじゃない」
(6) 健康であるな・正気であるな
病気の時だけ、可愛がられる
(7) 仲間になるな
「あんな子と付き合うのはやめなさい」
「あの子とは口をきかなくていい」
(8) 実行するな
「さわっちゃだめ!壊すから」
(9) 子どもであるな
(子どものように楽しむな、遊ぶな)
「良い子にしなさい」
「おとなしくしなさい」
(10) 近づくな(愛するな、信用するな)
愛情表現が見られない家庭
(11) おまえ(男、女)であるな
「男の子ならよかったのに」
「女の子がうまれてがっかり」
(12) 考えるな
「お母さんの言うことをききなさい」
これらを保護者から毎日のように
聞かされることにより、
自分の中に取り込んでしまうんですね。
そして、自分で自分を縛ってしまう。
また、同じく保護者より与えられた
メッセージですが、禁止令を打ち消すように働き、
人をそうしないではいられないように駆り立てる
メッセージとして拮抗禁止令と言うものがあります。
拮抗禁止令(ドライバー)
(1) 完全でありなさい
(2) 周りを喜ばせなさい
(3) 一生懸命やりなさい
(4) 強い人間になりなさい
(5) 急ぎなさい
禁止令と拮抗禁止令が合わさった例
「周りを喜ばせているなら存在してもいい」
存在自体に条件がついてしまい、
「ありのまま」では存在してはいけない、
という破壊的なメッセージになってしまいます。
こうして、幼少時から信じて来た、
「こういうものだ」と
特に意に介さずにきたものなどを、
理論的に見てみることで、
「そうだったのか」と腑に落ちる、
または冷静に見つめることが
できることもあると思います。
それが気づきとなり、
変化を促すきっかけになることも。
伝えたいことは同じでも、
伝え方はさまざまです。
伝え方によって、
相手がモチベーションをあげたり、
自分を大切な存在だと思えることもあれば、
傷つき、「自分はダメだ」と
自己を否定しまうこともあるようです。
伝え方を考える・変えることは、
脳の機能の働きを活性化させます。
相手を傷つけず、自分も大切にする伝え方は
こちらのアイメッセージを参考にしてみてください。
保護者の精神状態や、
自己の内面を見つめる姿勢、
こうした基本的な知識に対する柔軟性などが
子どもの情緒的発育に密接に関わって来るのですね。
交流分析(TA)の禁止令より引用します。
(※交流分析における禁止令の意味が、
子どもに言ってはいけない言葉である、
ということではありません)
保護者自身が、
不安や失望、寂しさや惨めさ、
怒りを感じている中で
子どもに与えるメッセージ、だそうです。
禁止令の基本的リスト
-Robert Goulding & Mary Goulding-
(1) 存在するな
虐待や無視、親の問題を子どものせいにするような言動
「生まなきゃよかった」
「そんなことをするから叩かれるんだ」
(2) 成長するな
「まだ子どもなんだから、そんなことはできませんよ」
(3) 成功するな
「何をやってもダメだね」
「何回言ってもできないんだから」
(4) 重要であるな
「あなたにそんなことできるわけないでしょ」
(5) 自然に感情を感じるな
「これくらいで怖がってどうするの」
「いつまでも泣くんじゃない」
(6) 健康であるな・正気であるな
病気の時だけ、可愛がられる
(7) 仲間になるな
「あんな子と付き合うのはやめなさい」
「あの子とは口をきかなくていい」
(8) 実行するな
「さわっちゃだめ!壊すから」
(9) 子どもであるな
(子どものように楽しむな、遊ぶな)
「良い子にしなさい」
「おとなしくしなさい」
(10) 近づくな(愛するな、信用するな)
愛情表現が見られない家庭
(11) おまえ(男、女)であるな
「男の子ならよかったのに」
「女の子がうまれてがっかり」
(12) 考えるな
「お母さんの言うことをききなさい」
これらを保護者から毎日のように
聞かされることにより、
自分の中に取り込んでしまうんですね。
そして、自分で自分を縛ってしまう。
また、同じく保護者より与えられた
メッセージですが、禁止令を打ち消すように働き、
人をそうしないではいられないように駆り立てる
メッセージとして拮抗禁止令と言うものがあります。
拮抗禁止令(ドライバー)
(1) 完全でありなさい
(2) 周りを喜ばせなさい
(3) 一生懸命やりなさい
(4) 強い人間になりなさい
(5) 急ぎなさい
禁止令と拮抗禁止令が合わさった例
「周りを喜ばせているなら存在してもいい」
存在自体に条件がついてしまい、
「ありのまま」では存在してはいけない、
という破壊的なメッセージになってしまいます。
こうして、幼少時から信じて来た、
「こういうものだ」と
特に意に介さずにきたものなどを、
理論的に見てみることで、
「そうだったのか」と腑に落ちる、
または冷静に見つめることが
できることもあると思います。
それが気づきとなり、
変化を促すきっかけになることも。
伝えたいことは同じでも、
伝え方はさまざまです。
伝え方によって、
相手がモチベーションをあげたり、
自分を大切な存在だと思えることもあれば、
傷つき、「自分はダメだ」と
自己を否定しまうこともあるようです。
伝え方を考える・変えることは、
脳の機能の働きを活性化させます。
相手を傷つけず、自分も大切にする伝え方は
こちらのアイメッセージを参考にしてみてください。
保護者の精神状態や、
自己の内面を見つめる姿勢、
こうした基本的な知識に対する柔軟性などが
子どもの情緒的発育に密接に関わって来るのですね。