I(アイ)メッセージ | Cherish a feeling

I(アイ)メッセージ

私がIメッセージを知ったのは
ずっとお世話になってるカウンセラーの
方からなんですけど、「親業」っていうのが
あって、本も出てるし申し込めば講座も
受けられるので受けてみました。


英語ってIが主語になるじゃないですか。
でも日本語ってYOUが主語になることが多い。
でもIを主語にしたらわりとスッと感情表現
できるんですよね。

傷つくような、ムッとするようなことを
言われたときに、
「あなたはヒドイ人ね」「ひどいこと言うのね」
これはYOUが主語になってて相手を
責めることになってしまいます。

Iメッセージを使って
「~と言われたら私はイヤな気持ちになる」
という言い方をすると、相手を「ひどい」
と言ってないし、自分の「気持ち」が
表現できてて伝わり易いと思います。

「親業」というだけあって講座では子どもとの
会話をメインに考えることが多かったんですけど、

例えば
子どもは子どもだから無理なことを言ったりします。
そんでなかなか気持ちを収められない。
子どもだから当たり前なんですけどね。

あれがしたい、これがほしい、これして、みたいな。
そんなときは、先に子どもの気持ちをくみとってあげる。
「遊んで!遊んで!」と言われたら
まず「そう、そんなに遊んでほしいんだね~
遊んでほしいよね~」と子どもの気持ちを受け止める。

それから「でもおかあさん、今これしてるから、
ちょっと待ってほしいな」とか「おかあさん、
今すごく疲れてるから遊べないの、どうしよう?」
とか・・「どうしよう?」と提案して
子ども自身にも一緒に考えさせることで、
自分で考えるちからがつくのでいいみたいです。

中にはなかなかそれでも「イヤ!」
と引き下がらない(うちの子もそう)
子もいますが、
(それはそれで個性なので悪いことじゃないのです)
そういう場合は無理のない程度で子どもの気持ちに
付き合ってあげれたらいいですね。
気持ちに共感してもらうことが続くと、
自分で折り合いをつけられるようになっていくようです。

・・・で、「親業」は教育者(先生)向けとか
医者向けとかあるらしく、対子どもに限らず
うまく応用すれば相手の気持ちを
くみとりながら自分の気持ちも言うことで、
コミュニケーションも深く広くなると思います。

これを使うと喧嘩にならないんですよね。
相手を責めないから。
で、自分の気持ちも押し込めないからストレスも
溜まりにくい。

自分にとって大切な人とのコミュニケーションでは
考えながら、これを使っています。
なかなかモノにするのは時間がかかるし、
すぐにできるようになるものでもないのですが、
あきらめず場面場面で練習していけばクセがついて
気持ちを溜め込むこともなくなっていくのでいいですね。