タイ生活1日目〜4日目 | 高田圭人〜ありのままに飾らずに〜

高田圭人〜ありのままに飾らずに〜

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10月10日から仕事によりタイヘ。

成田からタイの世界に入り始めた。

率直な印象はやっぱり外国の航空会社だなということ。

成田からバンコクまでのスタッフやCAの対応はアメリカの航空会社と特に変わることはなく、最後だけ笑顔で。

とても興味深くかつ残念な感じを受けた。

バンコク到着後は関係会社の社長とスタッフの方に迎えに来ていただき、広い道路を通ってホテルに向かう。

タイに来る前のイメージと違い、広い道路や高層ビルが建ち並び、建設中の高層ビルも多く巨大広告もたくさんある中で、細かいところはやはり発展途上国。

時折見せる家々はタイでの一般の方々が住むのにも関わらず、日本とはやはり歴然の差。

ホテルにチェックイン後夕食を取りに歓楽街へ。

歓楽街に着くとそこにはネオンが賑わい、祭りのような雰囲気が広がっている。

ネオンが広がる中で、生きるために路面店を出しモノを売り、女は一攫千金を狙うために男を誘う。

もちろん女を買うということは日本にもあるけれども観点が違う気がする。

女は生きるため、家族を養うために男を誘惑し狙う。男は海外でのちょっとした娯楽として、女と金を使って遊ぶ。

決して交わることのない二つの思惑は日本のそれとは全く違う。

日本でも、もちろん生活のために体を売ってる人達はいますが、次元が違うのかなと。

一番印象に残ったのは子ども。

円換算すると数十円の花を売り歩く。

ニューヨークで見た貧しい人々がお金を恵んでもらうのとは違い、能動的に商売をしている。

もちろんバックに人がいるのはわかるが親すらも生活のために子どもを利用するということがあるのを知って、先進国と発展途上国の倫理観はこんなにも違うのかという印象を受けた。

今ある程度裕福な人間ができることはその花を買うことぐらいしかないと思うけど、ある側面ではただの自己満足になってしまうのも否めないと思う。

ただお互いがそれで良しとするならばそれはそれでありなのかとも思う。

11日は事務所へ。これからビジネスをしていく上での英語の語彙力の弱さを痛感し、勉強するべき課題を発見。

13日に製品を作っている工場へ顔合わせに。

工場へ行く途中のミャンマー街がとても興味深く、タイの中に別の国があり文化がある。Lifestyleや商売の仕方はそんなに変わりはないと思うけど、着ているもの、人や街の雰囲気はミャンマーであり、ここで感じたことは海外の人々が自分の意見を持ち自己主張する人間性なのは様々な国や文化が入り混じってるからなのかな。

昨日14日は観光にスタッフの方々に連れて行って頂きました。

歴史的建造物にタイの文化が表現されていてとても美しく圧倒された。

海外に行っていつも羨ましく感じるのはその土地に関わるものすべてに国や歴史を感じることができること。

タイで有名なJJマーケットという大きな市場に連れていっていただいたのだけれど、そこではタイの文化に様々な人種が集まり世界の言葉が飛び交う。

道も整備されているわけでもなく、建物などは決して洗練されているわけではないのだけれど、その泥臭さがたまらなく良い。

これぞリアル。

いくら綺麗な国や街に行ってもこういう泥臭さを知らなければ本当に『知る』ということではない。

次はアユタヤや昔からのタイを維持しているところや影の部分を見てみたいと思った。

タイに来てなによりも感じたことはやはり生活水準は低いということと日本は今のところ良い国であるということ。

この現状に感謝をすることが出来なければ日本は衰退していく一方だと思う。

感謝するという言葉の難しさ。

言葉で言うことは本当に簡単。

タイの人の多くはお金を払ってもらうこと、チップをもらうだけでも頭を下げて深く感謝する。(もちろん人によるが)

自分たちが生きれていることの大切さ、生きることの難しさを知っているからなんだと思う。

『感謝すること』

このひとまずの3週間の滞在ですごく深いテーマになるような気がする。


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