少し前の話です。
先月中旬に
満年齢三歳での
七五三詣に行きました。
お詣りに行ったのは私とゆず君の
二人だけです。
夫はこういった行事を
特に否定しているわけではなく、
共働きであることに加えて
今年は学童の役員になっている他、
(当番で回ってくるから仕方無い)
義両親の病院や生活のサポートが
必要だったり、
介護施設を検討していたりと
日々忙しく、
休日に家事を消化できない日があると
生活を回す上で大打撃。。。
「もう今年はあきらめる?」
「行事のために普段の生活が大きく崩れたら、子供にとっては迷惑かな。」
「でも五歳になる時には、今よりもっと大変かもしれない」
少し話し合って、
ご祈祷だけしていただく事にしました。
さて当日はぽかぽかの小春日和。
主役のゆず君は
キッズ用スーツに興味無し(汗)
「パパのお仕事の服みたいだね」
「カッコいい~。」
「運転手さんみたいじゃない?」
いろいろ声をかけると、
「運転手さんみたい」
という言葉に反応したゆず君、
いそいそと着替え、
颯爽と三輪車にまたがり、
そのまま神社へ。
三輪車は大人が後ろから押せる
バーがついているタイプで、
神社の駐輪場で降りてから
鳥居をくぐりました。
肝心のご祈祷の間は、
緊張していたようで、
たいへん大人しく助かりました(^^)
世界早産児デー(11/17)が
近かったこともあり、
出生時やこれまでの成長を思って、
ご祈祷の間、私もジーンとしました。
行事や記念日は非日常を作って、
日常に埋もれがちな大切なことを
掘り起こす役割があるのかな。
しかしその後、
私が絵馬を書く間に
神社の砂利を蹴散らそうとしたり、
砂利を拾っては
「おうちに もってかえる。」
と言って
袋に詰め込もうとするので、
それまでの感動はどこへやら(^_^;)))
ひやひやしました。
それでも書き上がった絵馬を
ゆず君が喜んで自分で掛けたり、
「箱に、からんって投げるのやりたい」と言うので
初めてお賽銭を自分だけで入れたり
「あそこに?あそこに?かみさまがいるの?」
と興味津々の様子を見て、
お詣りに来てよかった!
と思いました。
最後は
境内に結んであるおみくじを
引っ張ろうとするゆず君を引っ張って、
三輪車のある駐輪場へ戻りました。
さて帰ろうという時、
三輪車にナナホシテントウが
しがみついるのを発見。(゜ロ゜)
神社も木立は少なく、
その周辺はコンクリートで
固められているところばかりなので、
ついつい、
公園に放しに行ってしまいました。
公園に元気な3歳児を
連れていったらどうなるか、
思い至ったときにはもう遅く(*_*)
晴れ着で落ち葉の中を全力疾走し、
盛大に転びました(怪我は無し)。
和装じゃなくてよかった(((^_^;)
それからもベンチによじ登ったり
楽しそうだったので
そのまま一緒に遊んで帰りました。
本当によく晴れた日で、
秋の暖かな日差しと相まって
ゆず君の笑顔が輝いて見えました。
他の方のブログや書籍等でも
感じる時があるのですが、
ある体験・時間が
その時その瞬間に
癒しや勇気をくれるだけでなく、
将来に渡ってそっと
絆や心を支えてくれる気がする
時があります。
この日はそんな日でした。
