ゆず君の七五三 | カカオ77%のブログ

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少し前の話です。


先月中旬に

満年齢三歳での

七五三詣に行きました。


お詣りに行ったのは私とゆず君の

二人だけです。


夫はこういった行事を

特に否定しているわけではなく、


共働きであることに加えて

今年は学童の役員になっている他、

(当番で回ってくるから仕方無い)

義両親の病院や生活のサポートが

必要だったり、

介護施設を検討していたりと

日々忙しく、

休日に家事を消化できない日があると

生活を回す上で大打撃。。。


「もう今年はあきらめる?」


「行事のために普段の生活が大きく崩れたら、子供にとっては迷惑かな。」


「でも五歳になる時には、今よりもっと大変かもしれない」


少し話し合って、

ご祈祷だけしていただく事にしました。




さて当日はぽかぽかの小春日和。


主役のゆず君は

キッズ用スーツに興味無し(汗)


「パパのお仕事の服みたいだね」

「カッコいい~。」

「運転手さんみたいじゃない?」

いろいろ声をかけると、


「運転手さんみたい」

という言葉に反応したゆず君、

いそいそと着替え、

颯爽と三輪車にまたがり、

そのまま神社へ。


三輪車は大人が後ろから押せる

バーがついているタイプで、

神社の駐輪場で降りてから

鳥居をくぐりました。



肝心のご祈祷の間は、

緊張していたようで、

たいへん大人しく助かりました(^^)


世界早産児デー(11/17)が

近かったこともあり、

出生時やこれまでの成長を思って、

ご祈祷の間、私もジーンとしました。


行事や記念日は非日常を作って、

日常に埋もれがちな大切なことを

掘り起こす役割があるのかな。



しかしその後、

私が絵馬を書く間に

神社の砂利を蹴散らそうとしたり、

砂利を拾っては

「おうちに もってかえる。」

と言って

袋に詰め込もうとするので、


それまでの感動はどこへやら(^_^;)))

ひやひやしました。



それでも書き上がった絵馬を

ゆず君が喜んで自分で掛けたり、


「箱に、からんって投げるのやりたい」と言うので

初めてお賽銭を自分だけで入れたり


「あそこに?あそこに?かみさまがいるの?」

と興味津々の様子を見て、

お詣りに来てよかった!

と思いました。



最後は

境内に結んであるおみくじを

引っ張ろうとするゆず君を引っ張って、

三輪車のある駐輪場へ戻りました。



さて帰ろうという時、

三輪車にナナホシテントウが

しがみついるのを発見。(゜ロ゜)


神社も木立は少なく、

その周辺はコンクリートで

固められているところばかりなので、

ついつい、

公園に放しに行ってしまいました。


公園に元気な3歳児を

連れていったらどうなるか、

思い至ったときにはもう遅く(*_*)


晴れ着で落ち葉の中を全力疾走し、

盛大に転びました(怪我は無し)。


和装じゃなくてよかった(((^_^;)


それからもベンチによじ登ったり

楽しそうだったので

そのまま一緒に遊んで帰りました。


本当によく晴れた日で、

秋の暖かな日差しと相まって

ゆず君の笑顔が輝いて見えました。

 


他の方のブログや書籍等でも

感じる時があるのですが、


ある体験・時間が

その時その瞬間に

癒しや勇気をくれるだけでなく、


将来に渡ってそっと

絆や心を支えてくれる気がする

時があります。


この日はそんな日でした。