先月のこと、小学校の工作で使うために、椿の種を娘のみかんちゃんと拾いました。
歩き回って、きれいな種を選んで拾うのが、とても楽しそうでした。
ゆず君が生まれてから、みかんちゃんの赤ちゃんの時の事をよく思い出します。
ちょうど今、ゆず君が一歩、二歩、歩けるようになり、伝い歩きを楽しんだり、
支え無しに立ち上がって、バランスをとるのを楽しんだりしています。
そして、床に落ちている髪の毛や、ちっちゃいゴミをつまんではお口に押し込もうとします![]()
みかんちゃんも、同じことをしていたのですが、この遊びとして表れる、成長への努力が結実して、
小学生になった今、自由自在に歩き、良さそうな種を選別して拾うことができるんだな、と
感慨深く思いました。
下の子の姿に、上の子の過去をだぶらせ、上の子の姿に、下の子の未来の姿を思ってしまいます。
さて、種拾いのみかんちゃんは、
同じ実の中から取れたのに、なぜ一つ一つ種の形がこんなに違うのか、
実が全くついていない椿の木があるのはなぜなのか、と問いながら、
この世界の不思議と椿の種を、袋に詰め込んでいました。
そして、この種、植えてみたーい。あ、木だから、大きくなったらお庭も無いのに困るよね。
あ、大きくなったら、おばあちゃんにあげちゃえばいいんじゃない?
と無責任な事を言いながら家に帰りました。