コロナ禍で、これまで目立たなかったことが浮き彫りになったり、
気づかなかったことに気づかされたりして、いろいろ考えを巡らせた人は多いと思います。
私は、自由って重い、と思いました。
新型コロナウイルスが流行する中で、どこまで自粛するのか、ワクチンを接種するかどうか、などなど、
これまで考える必要の無かった事を、その場その場で、選択しなくてはなりません。
日本はやはり、それなりに自由が保障されていて、新型コロナの予防接種をするかどうかも自由、
小学生を自主休校させることも親の判断でできます。
でも、全て自己責任です。自由に選べるという事は、悪い結果になっても、自分の責任。。。
もし、今の選択が裏目に出ても、選んだのは自分。これは覚悟が要りますね。
ワクチン一つとっても、正解は無いし、結果論になってしまいます。副反応も運です。
うちには赤ちゃんがいて、ミルクを受け付けません。
母乳を与えるしかない状況で、ワクチン接種するかどうか、非常に迷いました。
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● mRNAが分解されやすいのは、まあわかります。
元々、分解されやすい=人体にとって安全性が高い という考えから、
医薬へ応用する研究がされていた訳ですし。
でも、体内で作られた抗原はどうなんだろう?赤ちゃんに影響しないのだろうか。
分解されやすいmRNAを、ワクチンに利用できるという事は、
接種されるまでは、分解しないような工夫がなされているはずで、実際どういう状態なのか?
理屈では、母乳に影響する可能性は低いけれど、理屈で済むなら、新薬をどんどん開発できる訳で、
不測の事態があるから、治験が必要なんですよね。。。その治験が十分ではない。。。。
●赤ちゃんの離乳食をもっと進めて、摂取する栄養のうちの母乳の割合を落としてから、
ワクチンを打つことも考えました。
しかし、住んでいる地域では、60代以下の接種がそれほど進んでおらず、
当時、接種を見送ったら、先行きが不透明でした。実際に現在、予約はなかなか取れないそうです。
さらに、都道府県別に見ても、陽性者が多い地域で、
私が知っている範囲だけでも、徒歩圏内にある、小学校、保育園で、4件陽性者が出ています。
さらに、家族の通院の付き添いで、夫も私も総合病院に出入りせざるを得ません。
どんなに気を付けても、感染のリスクは低くはないです。
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ワクチンを接種しても、しなくても、どちらも賭けのようで、プレッシャーを感じました。
子供に何かあっても、誰も責任を取ってくれないし、文句も言えません。
自由に選べるけれど、少ない情報の中で決められるのは自分しかおらず、
そして、自分の選択が裏目に出た場合、後悔せずにいられないと思います。
「自分はワクチンは打つ(打たない)、その結果がどうなっても受け入れる。」という方もみえますが、
正直、私はそんなに強くいられません。くよくよする自信があります![]()
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そして今も、小学生の子供の行動をどこまで制限すべきかで、悩んでいます。
でも、一番危険なのは、このような状況の中、
例えば、反対派でも推進派でも「ワクチンは○○なのだ!」と断言する人の言うことを鵜呑みにし、
それ以外の情報をシャットアウトして、何かあったら、断言した人のせいにすることだと思います。
それは、正解が無いという現実から目を背けることですし、
自分の人生を、他人に明け渡す事に他ならないと思うのです。
(一般人が集められる情報には限りがあるので、難しいところですが)
ずっと昔、私が高校生の時「自由って大変なんだよ、つらい事だよ。」と先生がおっしゃっていたけれど、
聞き流していました。
済みませんでした、先生。やっぱり大変でした!