小学生のみかんちゃんが、アリを飼いたい!というので、
GWに、働きアリを数匹捕まえ、数日前までずっと飼っていました。
「ちゃんと自分でお世話するんだよ。」と言い聞かせたものの、
小学校低学年のうちは、アリのお世話を子供にさせるのは、難しそうです(子供によりますが)。
お勧めできないかも。
我が家では、3回脱走騒ぎがありました。![]()
ダンゴムシでは登れないような、ケースの壁も軽々登ってくる上に、動きも活発で速いし、
アリには、バッタのようにひょい!と指でつまめる部分が無いんです。
仮に指でつまむ時は、アリが致命傷を負う覚悟でやらないといけません![]()
(吸虫管についてはすぐ使いこなせるとも思えないので、用意しておらず、
いちいち紙にアリを登らせてケースに戻していました。)
さらに、餌を何にするかも、あれこれ調べる必要がありました。
アリは種類によって食性が違うそうですが、
アリの同定なんて、素人の私にはできませんから、いろいろ試してみるしかありませんでした。
こういう作業も、みかんちゃんがひとりでやるのは、まだ無理かな~という感じです。
結局、餌はメープルシロップという、我が家にとっては高級品をアリに差し出すことになりました
。
また、乾燥に弱い性質も、手間が一つ増えてしまいます。
でも、捕まえてから2日目で穴を掘り始め、せっせせっせ働いたり、
脚をスリスリして身づくろいをする様子や、
顔を突き合わせて仲間同士コミュニケーションを取っている姿を見ると、
こんなに小さい生き物なのに、どうしてこんな複雑なことができるのだろう、
家族と引き離して申し訳なかったな、できるだけ快適な環境にしてあげないといけないな、
などと思ってしまい、お亡くなりになるまで、二カ月も飼い続けてしまいました。
ネットで調べたところ、働きアリの寿命は1~2か月とのことで、
寿命を全うできたのかなと、少しほっとしています。
あと、これで部屋の中で、虫よけスプレー(赤ちゃん用ですが)を気兼ねなく使えるのもほっとします。
いなくなって、なんだか思い出をダラダラ書いてしまいました。。。。