私が初めてハロウィンという言葉を聞いたのは中学1年生の時。
出席番号の都合で一番前だったため、
緊張してあまり好きではなかった英会話の授業でのこと。
ジャックオーランタンやトリックオアトリートとかの言葉が
説明されたようでしたが、私には英語力もなくチンプンカンプンで
その状況で、外国人の先生が不気味なくらいに真顔なのに
”happy Halloween~”
と顔を近づけて明るく迫ってくる、そのギャップについていけず
ハロウィンに対する第一印象は全く良くありませんでした。
しかし30年以上経った今、
日本ではハロウィンでお菓子を貰える・食べられるのを
楽しいと思っている子どもたちも増えてきました。
ハロウィンという言葉や一定のイメージは日本に浸透していると感じます。
そんな中、
「10月31日前のハロウィン1週間前から浄霊せよ」
という浄霊オーダーが降りて来ました。
その時長きに渡り、わたつみの浄霊のリーダーを務めてくださっていたIさんが
ハロウィンの浄霊リーダーを募集されたので
あまり好きではないハロウィンも何かのご縁があるのではないかと思い、
立候補させていただきました。
浄霊リーダーになる。
これをきっかけにハロウィンを調べると驚く情報ばかりでした。
その起源は古代ケルトに遡ります。
古代ケルトではサウィン祭というのが行われていてそれが原型と言われています。
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Wikipediaより。
サウィン(英: Samhain、スコットランド・ゲール語: Samhuinn, Samhainn 、サウィン祭、サウェン、サマイン、サムハインとも) はケルト暦(英語版)で1年の始まり、すなわち夏の終わりと冬の始まりにあたる10月31日の前夜祭と11月1日の祝祭ケルト人は1年を夏=光と冬=闇に二分する。
ハロウィンの原型の一つと考えられており、ハロウィンはサウィンの前夜に当たる。
サウィンは夏の収穫を祝う行事であり、余剰分の作物や屠殺された家畜が共食に供される。死者の魂が現世に帰ってくる日だともされた。異界(英語版)と通じる時期であることを利用して占いが行われる。かがり火が伝統的に祝祭の一環として焚かれる。
インボルク (Imbolc) 、ベルテイン (Bealtaine) そして ルーナサ (Lughnasadh) とともに、ゲール人の季節の祭りのうちの1つであり、ユール、インボルク、オスターラ(英語版)、ベルテイン、ミッドサマー、ルーナサ、メイボンと共にケルトの1年を区切る8つの祝祭の一つである。
万霊節とも。
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Wikipediaにも記されていますが、
サウィン祭は収穫祭であるともに、1年の終わりの日であり、死者の魂が現世に帰ってくる日とされていました。
なんとなく日本のお盆に似ているようでもありますが、大きく違っていて、サウィンでは生贄を捧げてられてもいました。
また別の記述では子どもが生贄にされることがあったと言われていました。
理由はあの世とこの世との境目がなくなる日と考えられ、悪いものが現世に流れ込んでくると信じられていたため
その脅威から逃れるようにするために人身御供、生贄を捧げされていたというのです。
しかし、日本におけるハロウィンはまるでその起源を彷彿させる要素は全くありません。
渋谷のスクランブル交差点で起こる行列による身勝手で一方的な交通停滞を引き起こすだけでなく
暴動も起こりますし、犯罪も多発。
海外からの観光客も大暴れする目的でやってくる輩も少なくないという…
一か所に集まり、そして狂気の沙汰の犯罪行為が行われる場所には
必ず闇の霊的存在がいます。
大規模な浄霊をしなくてはならないのは当然だと思いました。
古代ケルトのサウィンが起源だというものの、
文字を持たなかった古代ケルトの人たちは何百年もかけて
ヨーロッパの広大な大地を移動してその分布する範囲を広げていました。
それゆえ、今回の浄霊の範囲ってどこだろう?
何を文言に加えたらいいのだろう?
たくさんメンバーさんたちと議論を重ねました。
日本のハロウィンだけを浄霊するには
古代ケルト文化が猟奇的過ぎて、
同時に色濃くその文化の名残が根付く地域の浄霊も必要ではないのかと
アイルランドやイギリスもいれるべきでは?
ハロウィンのイベントをする傾向にある英語圏のハロウィンも粛清対象…?
様々な議論を重ねた結果、範囲は日本におけるハロウィンの浄霊をすることになりました。
やはりシンプルに明確に考えないと浄霊もぼやけてしまう。
皆さんとの意見交換のおかげで
古代ケルトのサウィン、ハロウィンともにたくさん勉強することができました。
おかげ様でイメージしやすくなりました。
浄霊は目に見えないものを相手にします。
それゆえ時間をかけて抜けがないように事前調査しながら
関連事項を学ぶことが大切であることを改めて実感した次第です。
ハロウィン浄霊へと続きます。