プラスの一面 | 末永慎のブログ

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おおくの人に根回しし、許可や納得をえてから動けば、ひとりに権限が集中せず、分散するかたちになる。これは、ひとりの手柄もへることに。つまり、自分ひとりがえる利益もへらざるをえない。

 

だが、失敗したときのリスク・責任もへる。ただでさえ、他との関係が重要視される日本では、小心者は、よけいにこの根回しを重視する。

 

そして、人間の割合で、日本人には小心者がおおいかもしれない。たいていの日本人は、「自分が、すべての責任をとる」といわない。

 

これは、「根回しし、許可・納得をしたなら、失敗のとき、その許可し、納得した人にも責任がある」という保身感覚が背景にある。これも、さかんに根回しがおこなわれる理由とおもわれる。

 

だれでも保身感覚はある。そして、小心者ほど保身感覚がつよい。

 

たいていの人は、いっていの保身感覚をもつ。そして、たいていの人は小心者である。失敗・問題がおきたとき、「責任・後処理を、ひとりでかぶる」とおもえる人は、ほとんどいない。

 

日本人がやる仕事に、とくに根回しがおおいのは、他との関係を重視する伝統と、小心者にとって、おおくの人に根回しするのは、「失敗・問題したときに、自分が負うリスクがへる」というプラスの一面があるからかもしれない。