今さら変われない | 末永慎のブログ

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日本人は、仕事自体の内容に対することよりも、上司や関係者への根回し・配慮の方に、たくさんの時間・労力を使っているということが多い。

 

根回しのために、勤務時間の半分近くを使っていることもあるし、ひどい場合では、80%近くの時間を使っているというケースすらある。こういうケースは自分にもあった。

 

ということであれば、外国人と比べてみて、いくら日本人の方が、長い時間仕事をしているとは言っても、その中身が、仕事の案件自体について、考えて判断・決定して行っているのではなくて、それ以外のことである、他の人に対する配慮・根回しをしているのであれば、「日本人の方が勤勉であり、仕事を一生懸命やっている」などと、うかつに言わない方がよさそうである。

 

むしろ、長すぎない時間のなかで、日本人よりも、たくさんの仕事の内容について考えて検討・分析し、判断・決定をして行っているのであろうアメリカ人やドイツ人の方が、ある意味において、日本人よりも、仕事に対して真剣に取り組んでおり、勤勉で真面目であるとさえ言えるのかもしれない。

 

もしもアメリカ人やドイツ人が、日本人が根回しのために、過度にたくさんの時間・労力を使っている様子を見たとすれば、はたしてそれを、「この人は、仕事に対して真剣に取り組んで働いている」と思うのであろうか。

 

むしろ、「なんで仕事自体の内容とは違うことをしてるんだ。ちゃんと仕事をしろ」と、批判的な目で見てくるかもしれない。

 

こういう過度の根回しというものは、同じ日本人同士であれば、ある程度は認められるかもしれない。だがしかし、違う価値観・文化・伝統などを持っている、外国人とやり取りをしなければならないときでは、「日本人は、いつまでたっても決断しない。話し合いばかりして結論が出ない」と見られそうである。

 

こういう批判は、日本人と関わった外国のビジネスマン、政治家、外交家などが書いた記事や本などに、よく載っているかと思われる。

 

これは外国人からしたら、理解が不可能なことなのかもしれない。だがしかし、我々日本人は、こういう文化・伝統・価値観で数百年どころか、おそらく1000年以上もやってきている。

 

だから、今さら変えれないかもしれない。