先日、日本テレビアナウンサー桝太一さんが
今年度末に局を退職し、
同志社大学ハリス理化学研究所専任研究所員(助教)になると自らの出演番組内で報告しました。
桝さん曰く、
「科学版の池上彰を目指す!」とのことですが、
素晴らしい!!と思います。
桝さんは東京大学大学院でアサリの研究をしていましたが、
研究者になるために博士課程に進まず、局アナに就職したのですが、
その当時は、「研究者にはもっとすごい人がいる」と感じたのが理由だったそうです。
桝さんのアナウンサーとしてのご活躍はここで説明する必要はないですが、
アナウンサーを通じて科学をわかりやすく伝えたいという思いが強くなったそうです。
そこで、桝さんは、
子どもの頃から生物好きで、中学時代は生物部に所属していたほどです。
しかし理系転身は高3の時だったようで、
どこか中途半端感があります。
しかし、アナウンサーと言う伝えるプロと、
科学を組み合わて、
「科学をわかりやすく伝える立場になりたい」と、
「サイエンスコミュニケーション」を研究することを極めることを決意したのですね。
これは桝さんのようなアナウンサーだからできるとか、
東大を出たような優秀だからできる特別なことなんだよ
と思わないでくださいね。
これは研究者だけでなく、
あなた自身の身近なことでも可能です。
それはあなたの「強み」に「価値観」を掛け合わせれば
あなたの「パーソナルブランド」は確立できるのです!!
桝さんの場合であれば、
強みはアナウンサーとしてのコミュニケーション、発信力
そして価値観は、
「探究心」です。
この探究心とは、子供の頃から生物が好きだったという「探究心」ですね。
なので「価値観」というのは、
実は子供時代にあった「ワクワク感」にあるんですね!!
小さい頃、
何かを集めたり、
一つのことに没頭したりなど
何か一つはあったと思います。
ところが大人になると、
そうした「ワクワク感」がいつの間にか埋もれて消えてしまうのです。
桝さんは、
アナウンサー生活を通じて、
再び科学を探究し、伝えるプロという強みを活かして、
新しいパーソナルブランドを構築させたのですね。
強み×価値観=パーソナルブランド
先ずはあなたが子供の頃にワクワクしていたことって何か
思い出して見てくださいね。