立位で姿勢を整える時、身体の前面だけでなく背面もしっかり利かすとスッと立てる。利かすとはここでは連動されること。

 

ざっくり言えば2面で姿勢を作る感じである。

 

・前面

股関節―大腰筋―鳩尾―頸長筋―頭長筋

 

・背面

前鋸筋―広背筋―仙骨

 

しっかりと連動すると前後から支えられるように立てる(座りでも)。

なんというか前面と背面の張力が均一になってどっちにも引っ張られないし縮まない。

 

たまに背面の連動は意識したもののやはり前面がメインだったので、改めて背面もしっかり利かすと全然違う。

 

特に仙腸関節がものすごく分かるし、その手前を通っている大腰筋との連動というか繋がりがはっきりする。

 

感覚的にはまだ右側に詰まりを感じる。

 

で、前鋸筋を利かして遊んでいたらあることに気づいた。

前鋸筋は大まかに言うと「肩甲骨を下げる」作用があるので肩が落ちる。

 

そうすると、なんだか後頭部が引っ張られる。

 

調べてみたら、前鋸筋の拮抗筋に僧帽筋や菱形筋があるらしい。僧帽筋は肩甲骨と後頭骨に繋がっている。
 

なるほど、肩甲骨が前鋸筋で下がるにつられて僧帽筋が引っ張られくっついている後頭骨がつられて引っ張られるわけか。

 

じゃぁ、後頭骨を後ろに引っ張られないようにすれば良いのか。

 

この考え至った時に、若干、鳥肌が立った。

 

後頭骨を後ろに引っ張られないように前に引っ張る筋肉。

 

あ~、頭長筋だ!

 

早速、前鋸筋と頭長筋を同時に利かせた。

 

つまり、前鋸筋で下がった肩甲骨につられた後頭骨に付いている僧帽筋がつられて後ろ収縮しないように前からしっかりと頭長筋で拮抗させるように後頭骨を引っ張る。

 

おお~、首が伸び、肩が落ちる。すげ~。

 

何故、鳥肌?

 

まさか後頭骨経由で身体の前面と背面が繋がるとは思わなかったから。

 

さらに分かったのは、頭長筋と前鋸筋のどちらかだけが利いてもダメだということ。

 

頭長筋だけだと、僧帽筋が前に引っ張られて肩甲骨が上がってしまう。

 

前鋸筋だけだと、僧帽筋が後ろに引っ張られ同時に後頭骨も引っ張られるため顎があがってしまう。

 

また鳥肌が立ちました。

 

両方が利いていないと、「顎上がって肩が上がって猫背」の、いわゆるの姿勢不良と言われる要素そのものだからである。

 

頭長筋で後頭骨を前の下に引っ張り、前鋸筋で肩甲骨を後ろで下に引っ張って、前後の張力を均一にして僧帽筋のバランスがとれて良い感じに伸びるので、

 

いわゆる「顎が適度に引けて、肩が下がって首が長い」という良いとされる姿勢が完成するわけである。

 

この2つの筋肉だけの働きでは身体全体が連動しないので、しっかりと各筋肉に連動させておく。

 

理想は後頭骨を前から股関節で引っ張る感覚、後頭骨を後ろから仙骨で引っ張る感覚。

 

 

仙腸関節同様、右側に詰まりを感じる。新たな癒着!

 

★参考動画(2019SEP28)

 →【背面の繋がり

  (映像提供:本のセンセさん)

 

肩こりもこの2つが利いていないことに起因するかもしれない(他にもあると思うが)。

 

専門家から見たら知っているよ、って内容だと思うが自分には驚きの発見でした。

 

まぁ、合っているかはわからんが。