前の投稿にも書いた通り、私はそこそこつわりがひどかった。
病院送りで点滴を受けたのが7回くらい、母子手帳に体重を記録し始めるまでに7kgくらい減った。
妊娠中最後に吐いたのは出産の前日というくらいげろげろ妊婦生活だったのですが、とくに妊娠初期の過ごし方について思い出して書いてみようと思います。
まず、つわりのはじまりは会社からの帰り道に一発かましたところから。
ここで感じたのは「やばい、夫を巻き込まないと!!」ということです。
そのときはさほどしんどくもなかったのですが、何度か吐くうちに、もしかしたらマズイ分類になってしまうのではないかとビビり、至急夫の教育というのか、人の親になる男としての成長を促す行動を考えました。
まぁ、ここでやったのは コウノ○リ のつわりのコンテンツがある漫画を1冊購入したことくらいですが。けっこう効果があったので。
つわりって漫画やドラマなんかで見た、トイレの個室で「ウッ!??私妊娠したかしら??」みたいなのしか知らなくて、まさか生きているだけで24時間ゲロ地獄だなんて想像もしていませんでした。しかも24時間×60日くらいだったのかな。24時間体制でゲロがこれだからね、起きてる間ずっとゲロゲロの期間なんかさらに前後1カ月はあったと思う。
当時私が夫に送っていたメッセージによると「船酔いなんかではない、1カ月ノロウイルスだ」と言っていた。たしかに。
もし伝えたい相手がノロウイルス経験者ならば、船酔いよりよほどしっくりくると思うのでぜひ。
そうだ、つわり中にやったことを書いていなかったので…
まず、げろげろで眠れなかった記憶があります。
本当にひどいときは会社も何度か休んでしまったので、そんなときは超ニート。トイレ以外に起きられないニート。
しかも寝られるだけ寝ているので眠れもしないという
わたしはこの時いわゆる生産性を捨て、眠気を誘いそうな動画を見まくっていました。
具体的には某ベテラン芸人の超へたくそなゲームプレイを1時間流すテレビ番組を見まくるという…
面白ければそれはそれでいいし、つまらなければそのうち眠くなれるんですよね。興奮しないし
とにかくつわりは「時間以外が解決できないもの」でした。何かをして楽になろうとしても正直意味ないかと…
そして、時間がもったいないからといって生産的になろうとしないことも大事だと思います。
このときばかりはただ生命が宿っているただのゲロ製造機であることを責めなくてよいのです。
そして、会社のこと、夫のことなんて完全に二の次でよいのです。会社や夫にとっても、この時期の私は二の次ですから。
でも寂しくならないで。おなかの子どもが出てきたら母さんは子どもにとって絶対的な世界一です。わーい
夫を戦力化するための試みは別途書こうと思いますが、この時期は本当に匂いだけでも死にそうなので、早朝から深夜まで仕事して、心だけよりそってくれればいいのです。家事は休日にお願いする程度で。(自分の翌日着る下着がなくなりそうな時だけ「どうしても今日洗濯まわして干してください。私は今から寝ます。」って依頼している履歴が見つかりました)
動画を見るのが起きている時間の基本的な過ごし方でしたが、あとは誰しもがやる検索地獄です。
つわりがいつ終わるのか、どうすればマシになるのか、などなど、ちょっとでも明るい明日を見つけたくて検索しまくっていたと思います。ほとんどの方がそうではないかと思いますが…
私の場合、地獄レベルのつわりになったのが8週目からだったのですが、地獄から一歩だけ戻ってきたのは13週目だったと思います。マジで長かった。こどもができる前やら生まれてからの5週間と、地獄にいる5週間の長さは本当に違う。ちなみに「一歩戻ってきた」がどの程度かというと、
・会社に無事行けること
・会社で吐きに行っても10分以内に席に戻れること
・席に戻ってから20分以上吐きにいかずに仕事ができること
って、1/3くらい仕事しないで吐いてるではないか!と思われますが、こればかりは自分に甘くなってください。努力で乗り越えられないんですから。そうノロウイルスとそのへん似ている。
そしておなかを壊したヘビースモーカーはこんなもんかもしれません。(そんなことないか)
会社に行くときは常にマスク着用(マスクって風邪対策ではなくて、周囲のニオイ対策だったことにこのとき気づいた)して、同僚の体臭口臭に耐えられないときは小さい会議室で業務を進めるなど、けっこう工夫しました。
仕事ではそれなりに迷惑かかっていますので、休職前は数万円分のちょっといいお菓子を買って送ったり配ったりました。何かしらしておくと戻りやすいのかな、なんて。
つわり中に食べられるもの、飲めるものは本当人それぞれなので、おすすめは
・飲み物は売り場の端から順に買ってみる。
(夫に依頼すると自分ではまず買わないものを買ってくるのですが、それが時々ヒットするので、おすすめ。「おっ!これイケるわ!」となったときに夫婦に笑顔が一瞬戻りますよ)
・食べ物はどうせ吐くので、ちょっと消化されてカロリー取り込めたらラッキーくらいの気持ちで、普段好きだけど気を付けているジャンクフード的なものもよいのではないでしょうか。
(私はブ○トーのハムチーズや、フライドポテト、ドーナツ、菓子パンあたりが多かった気がします。夫も共通で好きなものにすると残しても食べてもらえる。)
・スーパーで夕方から安売りされているカットフルーツも案外よかった。まずいパイナップルの需要はこんなところにあるのかと思うくらい、受付けた記憶があります。といっても3~5ピースくらいしか食べられませんが。
あと、脱水症状にならないように吐いても頑張って水を飲むのがよいと思います。握力がなくなるので、amaz○nで買えるクリスタルガ○ザーの一番しょぼいペットボトルはおすすめです。親指と人差し指だけであけられます。
食事系の食べ物は、長持ち面のうどんがけっこうよかったです。常温で3カ月くらいもつやつ。
これなら麺をチンしても鍋で煮ても作れるので、簡単うまい。
何より料理ができない夫でもひとりで作れるのだ。何ならわたしの分も作ってくれるのだ。(ここも夫婦に笑顔が戻る瞬間です)
別の記事に書く予定ですが、「夫が妻を笑顔にできる瞬間の創出」はその後の関係にも影響するとても大事なことだと思いますのでぜひ考えてみてください。
ちなみに私はたまご○ラブ的な雑誌は一切購入しませんでした。妊娠出産に関する読み物は、婦人科に置いてあったフリーペーパー(父親になる人向け)くらいでした。
当時そういう雑誌類を読んでいたら、産後の知識も得られて母乳育児の立ち上がりがもう少しうまくいったのかもしれない…と思います。が、結局読んだことがないのでそこはわかりません
つわりで精神がやられそうになった日が続きましたが、考えたのは「大好きな仕事がつわりのせいでできない辛さ」だけでした。
「自分だけなんでこんなつわりが苦しいんだ」「なんで夫が全然わかってくれないんだ」「なんでつわりで有休消化しちゃうんだ」みたいなストレスは感じませんでした。(考えないようにしました)
もっと辛い人はたくさんいらっしゃるでしょうし、何といってもこどもを授かれたことのありがたさです。
この時は「無事育って生まれてくれればいいな」しか思っていなかったのが、いざ臨月になると、こどもは二重瞼がいいなとか、股切りたくないなとか考えちゃったり、わがままの要求があがっていくんですよね。
人とうまくやっていくには「思いやりをもつこと」「わがままの要求レベルをあげるのは自分の中だけにすること」だと思います。とくに「思いやりをもつこと」だけはどんなときも誰に対しても最優先で考えるようにしています。
つわりがひどくなって、はじめて電車で座りたいなーと思ったのですが、3回に1回くらい席を譲ってもらえたんです。みんな同じ権利をもって電車に乗っていますから、必要とする人に席を譲る行為はまさに思いやりだと思います。
そしてつわりの辛い時期って、おなかがぜんぜん出ていないから気づかれにくいんですよね。だから席を必要としているかもなかなかわかりづらいんですよね。マタニティマークがぶら下がっていても、みなさんスマートフォンにかじりついて時間勝負でゲームしているか、寝ているか(寝たふりか)していますから、そんなもの見えないのではないかと思いました。
自分が電車でスマートフォン見ているから、そりゃみんなそうよね、とも思う。そんな中で妊婦に気づいて、気遣ってもらえたときは、「情けは人のためならず。次はあなたに2倍の幸あれ!」と思います
う~ん、今回もまとまりがないですが、
・つわり中の飲食物は普段興味のないものに挑戦しよう
・体重が極端に減ったら病院で相談しよう
・つわりに終わりが来ないことはないが、超長いかもしれないのであまり明るく考えなくてよい
・超長いつわり期間は時間以外解決しないので、無理して気を紛らわそうとしなくてよい
・眠くなるほどつまらない動画を見るなど、時間が早く過ぎる工夫をしよう
・つわりの期間を有意義に過ごそうと考えないようにしよう
・漫画でも動画でもいいので夫が自身でつわりについて考える機会を提供しよう
・優先席は思いやりのバトンだと思って、日ごろスマートフォンばかり見ている自分を省みよう
といった感じでしょうか。
また思い出したら書こうと思います