こんにちはクローバー

 

 

出産して私は自分が今まで

どんなに平凡に、それはある意味

とても幸せに暮らせてきたかを

改めて感じたことでもありました。

 

 

 

緊急での帝王切開での出産だったので

自然分娩の方とはまた産後

少しリズムが違うと思いますが

私はまず麻酔のうつろうつろの時間、

水の摂取の制限が苦しいほど

辛かったのを覚えています。

喉が乾くけど一晩は何も入れることが

できないので、と言われ

喉の乾きの辛さを感じて

あまりに辛い何度かは

看護師さんを呼んで口の中を

潤すくらいで水を飲ませて

もらったりしたのですが麻酔からの

目が覚めた時にまだ夜なのか・・・と

何度も思いました。

 

 

一晩経った朝、初めての授乳。

そこから数日はお腹の激痛との闘い。

なるべく動くように、の生活をして

数日後には赤ちゃんと同室で

数時間おきに起きての授乳、

お世話が始まる。

 

 

出産した直後から突然始まる

想像を超える世界。

 

もう始まってしまったことは

止まらないわけで。

 

「産後は眠れない生活」ということは

認識はしているもののそれが

どんなに大変なことなのかの実感は

実際にやってみて体感してみて

分かるものです。

 

 

赤ちゃんの昼夜の感覚がつくまでが

一つの山で、3ヶ月前後で

少しずつ夜長く眠るようになります、

というのも情報として

「そうなのか」と思いながらも

その渦中にいると

「本当にそうなるのかな。

本当にいつか今の状態が

終わりが来るのかな。

そもそも今が辛過ぎて今この瞬間を

どうにかしたいんですけど???」

という本当に精神不安定状態。

 

 

今までの人生で3ヶ月も毎日まとめて

眠れない時なんて経験したことも

ないし(実際にはその後も

ずっとまともに

眠れない生活が続く・・・汗

辛くて辛くて、どうにか早く

何とかしたくて、とにかく

生活リズムをつけることに

必死でした。

7時には必ず朝日を一緒に浴びて、

ガーゼで顔を拭ってあげて

朝のお知らせ。

夕方の沐浴、就寝もけっこう

きっちり同じリズムにしていました。

 

色々なねんねの情報も調べたり

本も買ってみたりで何しか必死アセアセ

 

夜中に何度かずっと大泣きで、

母が代わりに抱っこを変わって

くれたりして様子を見ていようと

思いながらも気付いたら意識が

飛んでいたり。

 

ベテラン母の腕の中で眠ることも

あれば、一度は本当に何をしても

母が抱いてもずっと大泣きで

体力の限界で寝た感じですが

翌朝、母と様子を見ていたら

どうもお腹がいつもより

張っているかもとなり、多分

それが苦しくて泣いていたことが

分かりました。

うんちをしてすっきりしたようで

それはそれで安心したのですが、

その時は

「そんな変化、私これから

気付けるのかな?

気付ける自信が無い・・・」と

呆然としたことも覚えています。

そしてこれからそれを

自分でしていかないといけない

という責任の重さに恐怖を感じた

記憶もあります。

 

 

 

image

 

それでも確かに通常の寝る

リズムとしてだんだん夜に長く

寝てくれることも

多くなってきたのですが、

赤ちゃん特有の自分で寝られない

問題と多分痒みから来る

寝付きの悪さもあり、

寝かしつけるのに

1時間以上かかることも普通で

寝た10分後にまた起きる。

 

それを実家でお世話以外は

母がやってくれている今の

状況でこんなギリギリな

状態なのに、戻ってから

育児と家事を毎日一人でやる生活に

なるなんて…と途方に暮れました。

 


自宅に戻ってからは案の定

いっぱいいっぱいな毎日で

無い時間の中でひたすら

アトピー問題を調べる日々。


夜はなかなか寝られない

息子くんがずっと泣いている状態で

私も泣きながら

「何がそんなに気に入らないの??」

「お願いだから寝てよ」

とイライラなのか怒りなのか

焦りなのか、自分でも訳の分からない

感情で荒っぽいゆらゆらを

してしまったり、

ベッドの上で泣いている

息子くんをもうそのままにして

「無」になろう、苦情が来ようが

知らない、という状態でベッドで

長い間放心状態の時もあったり。

 

正直、今もうその時のリアルな感情は

忘れてしまったし、苦しい詳細を

思い出せないくらい記憶がありません。

 

とりあえずしんどかった、

という感覚だけが残っています。

 

何人か子供を持っていくと

眠れない期間が長くなったり

やっと終わったと思った眠れない

期間がまたやってきたりする生活を

している友達や世のお母さんを

もう心底尊敬です。

 

 

image

 

息子くんのアトピーの中で

この眠れない問題は長い間、

息子くんにとっても私にとっても

大きな悩みでした。

そして今でも夜中は満足に通しで

寝られることはあまりありませんが

以前を思えばだいぶましな状態です。

 


今の私が眠れないのは息子くんの

寝相の悪さで時々目が覚める、

という感じなので

アトピーの痒みのひどい時の

いつ寝るかな・・・という

終わりの見えない時間を

過ごしていた時期から

比べればだいぶ

良くなった睡眠問題では

ありますがzzz

 

 

そんな今だからこそ思うのが

自分の睡眠時間、自由時間が

欲しくて

「早く寝て早く寝て早く寝て」という

気持ちばかりだった昔。


眠れない息子くんに

「大丈夫だよ。」と

頭を撫でてあげて、手を握って

あげられるゆったりした気持ちを

もっと持てていたら

良かったのにな、と思ってしまいます。

 


そんな余裕は全く無くて

そうなれなかった自分とそうさせて

もらえなかったという気持ちが

どうしても旦那サンに向いてしまい

憤りの気持ちがまた沸いて

しまいますチーン

 

 

息子くんの成長とアトピーの

状態が変わってきてからは

だんだんそういう余裕が昔よりは

出てきたし、限りある子供の一瞬の

時間ということも

やっぱり感じるようになってきて

夜眠る時にはお話をしながら

沢山撫でて、手を握って

抱きしめて眠る時間をより

貴重なものだと思いながら

過ごせるようになりました

 

 

あとは寝る時にもっと痒さの

不快時間が減っていくといいな、と

思います。

 

image

 

寝てる図を目隠したら

何の写真かより分からないことに

気付きました・・・。