最近はwildさんまとめを読み、自己観察を改めてやっています。
というのもwildさんは自己観察のコツをかなりわかりやすく書いてくれていたのです。
元々の自己観察は、『あー今こう思ってるんだな』と気づき、気づいた自分に気づく。そしてその気づいている立場が別の領域ですよ。という説明でした。
しかしこれはかなり理解しにくいし、実際やってみても、できてんのかコレ?ってなったり。という人も多かったと思います。
あくまで私の意見ですが…『あー今こう思ってるんだな』と気づくという部分が罠だと感じています。
それは『自分が今どう思っているか』、という内容にフォーカスしてしまう罠です。
自己観察さんは後から『内容を見るんじゃない』と言っていますが、かなり感覚重視な書き方で、私にはわかりづらかったのです。
しかも増々悪いことに、他の自己観察をやってる人も同じことしか書いてないので、『わからない自分が悪いのか?』と深みにハマります(笑)
私と同じという方は、もう自分を責めないでね!絶対に悪くありませんから。
とりあえず時間がある人はwildさんのまとめを読んでみて欲しいです。
おすすめされているハーディングの実験をしてみてもいいです。
で、wildさんを読んだ私の自己観察のコツですが。
まず大前提。思考も感情も感覚も現実も、見えるもの感じるもの、全てが『自分が創ったもの』だと思ってください。
それを大前提として考えたとき、何か見方が変わります。
具体的に言います。
思考が起こった時、それが湧き出た場所を意識します。この時、思考の内容ではなく『場所』を確認します。
頭の後ろなのか、前なのか、胸なのか。
目を閉じたり、開いたりして、何度か確認してください。
思考と一緒に、頭や胸や脚やらに詰まりや何かの感覚があれば、それも確認します。
悲しいとか楽しいとか感情があればそれも確認してください。
そしたら、『思考』『感覚』『感情』と分別しているのが、『誰なのか』を考えてください。
わからなければ、先ほどの大前提『全て自分が創造した』ということを思い出してください。
すると、分別している者は『思考だった』ことがわかると思います。
これが、自己観察さんの言っている『思考に気づいた自分に気づく』です。
つまりイメージで言えば、何も無い空間に、浮かび上がる思考や感覚があるが、それを認識したあとにレッテルを貼っている思考があることに気づけ、ということです。
だから、レッテルを貼っている思考も自分が創っているものなので、その前に戻れば『何も無かった』ということがわかります。
何重にも重ねられたフィルターを外すんです。
この例えの時、私がいつもイメージするのが、あのメガネやコンタクトを作るときに視力を調べるためのメガネですw
レンズの上からレンズをカチャカチャ重ねたり外したりして検査するやつです。
レンズを重ねると視界がまったく変わります。
合わない場合、違うレンズを重ねます。
思考は言います。
『あ、このレンズを重ねたから見える景色が変わったんだ。じゃあ違うものを重ねてみよう!どれなら見たいものが見れるかな??』
そうして思考の言うことを素直に聞いてしまう人は、どんどんいろんなレンズを重ね、試行錯誤します。
『うーん、なんか上手くいかない。そうだ!レンズをもっといっぱい重ねたらどうだろう?』
そうしてどんどん関連付け、思考はひとりの人間と勘違いして発達していきます。
どこかのまとめであったけど、肩全体が本当の自分で、肩こりのコリの部分が『私は~』と話し出す。これがエゴだとw超わかりやすくて笑いましたww
まあ、つまりですね、なぜ自己観察するかというと、思考やらなんやらは本来の自分ではなく、創造物であることを思い出しましょうってことなんです。
『思い出してどうするんだ』と思いますが、単純に苦しみとかはなくなりますよね。
私のように真面目に生きてきた人はたくさん悩んで苦しんで深刻になってたけど、もう楽になっていいんじゃね?ということです。
その苦しみも自分が創った幻、錯覚、です。
それを体験したくて創ったらしいですが、もう充分体験したと思うんですよね。
で、せっかく人間としての身体もあるし、時間もたっぷりあるんだから、そろそろ思い出して楽しい気分にシフトしてもいいんじゃない?ということです。
たぶん、真面目で素直な人は、苦しみ悲しみ悔しさ絶望、ネガティブなものはもう全種類コンプリートしてると思うんですよw
なのにまだ感じてるのは、病みつきになってるに他ならない。ドMというわけですw感じてんじゃねーよwww
と言われても仕方ない状態です。
だからまあ感じたままでもいいです。ドMでもそうじゃなくても、あなたの価値は変わりません。
あ、あと最近なんか考え始めた時は『そうなってもならなくても、自分の価値は変わらない』と思って落ち着いています。
なんかハッとなります。自分の中に、自分と何かを比較する観念があることも自覚できます。
長くなりましたがとりあえず、ぜーんぶ自分が創った幻想だよーん!ぱっぱらー♫ってことを腑に落としたら楽になるので、やってみてね!
という話でした。おわり!