この間、スキーに行ってきました雪だるま

 

そこで思ったのですが、多動で衝動的で不注意な子(以下、傾向があるだけの人も含めてADHDと称します。ぴーたはADHDの特徴にすごくあてはまるとお医者さんに言われましたが診断はついてません)のレジャーとしてスキーはかなり相性がいいスポーツなのかもしれない、と。

(スノボでも当てはまるかもですが私はスノボはやらないのでわかりません)

 

私は子どもの頃すごくADHD傾向が強くて何やっても下手くそで、怒られてつまらなかったのですが、親が連れてってくれるスキーだけは好きでした。そんな過去の経験を振り返り、また多動衝動性、不注意の強いうちの男子たちが滑ってるのを見てそう思いました。

 

①自由度が高い

人と人の間隔が広くて妙な動きをしてても、バタバタしてても気にされない。大人になってボーゲンで滑ってても全然大丈夫。

コースもリフトもたくさんあるし、単に雪で遊ぶだけでもいいし、子ども向けにはベルトとかスノーシューとかいろんなアクティビティが用意されてます。雪風景を見たり、雪の結晶を手に受けて眺めたり、動物の足跡を探したり、上手い人を観察したりいろんな楽しみ方ができます

 

②うまくなくてもいい

ADHD傾向が強いと体がうまく動かせず何やっても下手、という特徴がありますがスキーは下手でも斜面なら前に勝手に進むし

ぶつからない限りは誰にも迷惑かけないし、転んでぶつかってもよくあることなのであまり文句を言われません。

転んでもたくさん着込んでるし子どもだと体が軽いしヘルメットもするので初心者はそうそう大きなケガにはならないと思います。ちなみに子どもにハーネスつけると街中だと冷たい目を向けられますが、スキー場ならあたたかい目で見られます。

 

③スリルがある。

ADHDの特徴としてスリルを求めるって言うのがあります。ドーパミンが少ないからとか。

そんな人にもスキーは楽しいスポーツだと思います。

 

④集中力・忍耐力が養われる

ADHDの多動性には、バランスをとるような訓練や全身の協調運動が有効だと聞いたことがあります。

スキーはこれをすごく要求されます。力を抜いた瞬間転ぶから、否応なく訓練になる。さらに、リストに乗ってしまえば1本滑り終わるまでは訓練し続けることになります。しかも楽しく訓練できちゃいます。多少足が痛くても下まで行かないと休憩できません。我慢できるようになります。

慣れてくると、ぐっと全身に力を入れて、もうちょっとで下まで着ける、頑張ろう!と思えるようになります。私は今でも勉強とか仕事にこの感覚を活かせてる気がします。

 

⑤飽きる前に終わる

1本滑るのが数分。そしてリフトで数分休憩。その繰り返しが飽きっぽい子にちょうどいい気がします。

多くの人は毎日スキーに行くわけではないのでたまのレジャーです。うまくなくても楽しければいいよね♪って親も本人も思ってます。だからちゃんと練習しなさい!とか昇級テストに合格しないと!みたいなこと言わなくてよくて気が楽です。飽きても、レストハウスでケーキでも食べて下山すればいいだけです。

 

つらつら語ってみましたが個人の感想で、学術的な裏付けはありません。

でも多動で不注意なうちの子たちはスキーが大好きーです。(←これが言いたかった爆  笑

 

気になった方ぜひ試してみて、ご感想教えてくださいお願いニコニコ