ぴーたはいよいよ中学受験をめざし、塾に通い始めました。
最初から大量の宿題だと大変だろうからと、先生が配慮してくださって
まずは、計算問題を毎日5問だけです。
それがいきなり難航してます
ぴーたは
「意味わからん、やだやだ!やりたくない!キーっ!」
と、部屋の中を暴れだしました。
計算の長さにパニックになってます。
頭をベッドに打ち付け始めるので、まず捕獲。
私は、経験上、
ああ、やっぱりこうなるか、と思いました。
以下、どのように対処してるのか、書きます。
長いので興味ある方だけどうぞ。
衝動的でパニックになりやすい子には参考になるでしょうか。
「まあ落ち着いて、
あなたの知識を組み合わせるとちゃんとできるから。
長い計算に慣れてないから
悪魔の呪文みたいにてごわく思えるけど、
大丈夫、そのうち慣れるよ。
順番にやれば学校の計算といっしょなんだよ
九九も長いけど何回も唱えたら覚えられたでしょ」
とまずは膝にだっこ。
とりあえず衝動的に暴れてしまう癖を封じます。
パニックで、めちゃ汗かいてこわばってる背中をなでながら
かっこや掛け算が混ざった長い小数の計算式の一つを指さして、
どこから計算始めるんだっけ?と確認。
そうするとぴーたはちゃんと指させます。
「そう、あってるよ」
といい、その次に、
ぴーたが指さしたところ以外を私の指や紙で隠します。
そうすると、〇×□など学校でやるレベルの計算になるので
ぴーた、計算できました。
私は指を外して、
「今ここが計算できたね。よかったね。あってるよ」
とたくさんなでなで。
その次に、「次にどこ計算するんだっけ?」
と聞きます。これも指させます。
その部分以外をまた指と紙で隠します。
そうすると、また、△÷〇のような、
見慣れた形が出現するので計算させます。
これを2,3回繰り返すと、
残りは自分で計算順を考えて最後まで計算できます。
そしたらすごいすごいとたくさん撫でます。
そのうち慣れるから明日もやろうね。と言います。
幼児扱いでしょう?
読んでてイラっとくる方もいると思います。
そんなレベルで中学受験する気なの?甘すぎるんじゃないの?と。
普通は多分、一人で
数分以内に終わる計算だと思います。
ぴーたは補助ありで30分くらいかかっています。
私は、次にやるべきことの問いかけをしてるだけで
ぴーたは計算順も計算方法も、本当は理解してるのです。
最初はパニクるけど慣れれば最後には
ぼく天才~と調子に乗るくらい余裕になります。
疲れますがそうなるまで相手してます。
修行だなといつも思います。
塾では練習問題のときに暴れたりはしていないようなので
私の前では特に甘えてるだけかも。
でも甘えたいなら甘えさせてやりたい。
それで、一人でやるときにも
いつでも親がそばにいてくれている気持ちがして
落ち着いて問題に取り組めるなら
いいと思っています。
膝の上に載ってくれて、なでたら喜ぶ
今のうちに
感情のコントロールができるようになれば
それだけでもぴーたが中学受験にチャレンジする価値があると思ってます。
高校受験の時に同じ状態になっても、同じ対処法は無理だろうから。
かなり低レベルからですが
我が家の中学受験はこんな感じでスタートしました。
本当に受験できるレベルに到達できるのか?
はなはだ不安です