「勉強しなさい」と言わない

子育て方法があるそうです

 

来週テストあります、と告知されれば、

テスト→勉強しなきゃときづき

実行できる優れた子たち

(極論、塾いかなくても

有名中学や大学に

行けちゃうような子たち)

にはそれでいいんだろうな

すごいなー

そういう子たち、わたしからみると神童キラキラです。

 

うちも

勉強しなさいというフレーズを

あまり使いません。

しかしそれは

神童たちへの方策とは真逆の理由です。

 

なぜなら、うちの多動児においては

勉強しろなんて抽象的な指示は

右耳から左耳のどこにもひっかからず

スルーしちゃうから

 

私は子供にどういうかというと、

「ねぇ、ぴーた、

この三角の角度の問題なら

もうできるよね、

すごい簡単そうだよ、

あっという間にぴーたなら

〇三つだね!」

 

とか、具体的にやる内容+

セールストークで誘います。

 

幼児相手か!?

と思われるでしょう

 

そうなんです。

勉強といわれて

 

宿題は終わってるから

次はあの問題集

明日テストだから

テストの範囲の演習問題をやろう

 

と具体的な行動に落とし込める子は、

実行機能が大人なみに完成している子だと思います

(私の勝手な印象です)

 

実行機能に問題がある子は

(うちの子みたいに)

 

「勉強」と言えば、

勉強という漢字の字面

鉛筆持って何かの紙に向かって

座っている風景しか思い浮かばない滝汗

 

だから具体的な行動の内容を

伝えないといけない。

 

しかも興味ないとやらないので

〇がついたら嬉しい、

母が喜ぶ

という達成後のシーンを

イメージさせないと動きません。

 

忘れ物に関しても

「忘れると自分がこまるんだよ」

の呪文はききません

「え、全然困んないし凝視

と、しれっとしてます。

母が困るから頼むから持っていってと

悲しい顔をする。

ぴーたは母大好きなのでそう言うと

きいてくれます。

こうやって日々やり過ごしてます

 

知能検査に出てくるような

指示された問題を解ける知能があるか

ということと

実行機能があるかは全然別なのです。

 

ぴーたの実行機能はきっと4,5才レベル。

多分10人中9か10番目と思います。

 

人と違うこと、注意されること自体を

恥ずかしいとも何とも思わないという性質も加わって

実行機能の成長が遅いのかもしれません。

それをネタに友達にからかわれたり

先生の怒った顔を見るのは嫌だ

という気持ちはあるのですが。

 

今は母の泣き落としで何とかなっているけど

大人までこれだったら完全マザコンです。

 

中学行って周りの子に影響うけて

成長することを願っています。

 

手とり足とり

やるべきことを指示するのは

甘いと思われるかもしれませんが、

実行機能が弱いまま放置すると

知能も知識も実行機能も身につかないまま

になってしまいそうな気がする。

 

なので、手とり足とり導いて

一緒に喜んであげてる毎日です

 

上の子たちにはぴーたにだけ甘すぎる

といつも怒られてます

 

はい、その通りです、ごめんなさい。

だけど君らが小さい時もそうしてたんだよ。

実行機能の成長が人並みだったから

だいぶ前に手とり足とりをやめているだけで。。。

 

いつか手が離れるときが来るから

(と信じたい)

もうちょっと見守ってくださいお願い