発達障害なんてこわくない!
自信を持って子育てできる
お母さんに大変身
発達凸凹研究所
田中にゃむ早苗です
乳幼児期~思春期までの
子育ての現場で
4000人のお母さんを
元気にしてきた
温故知新のにゃむ流子育て論
今回の参院選の結果はともかく、
その選挙運動として、
いわゆる振興勢力のSNS活用が活発になっていて、
時代も変わったなあと思う昭和世代です。
そんな中、
参政党の神谷代表が
「発達障害は存在しない」とかいう発言を
したとかで物議をかもした
という話を聞きました。
この話を聞いたとき、
現在の発達障害に当たる概念が
日本に入ってきた頃から
40年以上ずっと研究してきた私としては、
この方が、発達障害をどこまで理解して
言っているのだろうかと思いました。
単なる無知な発言なのか?
よくよくわかっている上での発言を
ただ切り取られてしまっただけなのか?
まあ、結果、なんかやっぱり
中途半端に理解している
みたいですが
私も、極論をいえば
「発達障害」は環境の障害であり、
環境さえ整えば、それは「存在しない」ものになる
・・・とは考えています。
でも、そもそもの「発達障害」の概念は
「自閉症」からのスタートなので、
自閉症を正しく理解してからでないと、
発達障害は語れない・・・
という側面があります。
そういう意味では、
世の中の発達障害の理解にも
違和感を感じている私です。
行き着くところ、
「脳機能の認知のズレから生じる思考回路」
の問題なので、そういう意味では、
コミュニケーションの障害としての部分は
必ずあります。
それらをすべて一緒くたに扱われることが
混乱の元なのですよね。
こどもの成長発達段階を
いろいろ分析してみると、
自分の考えが世界標準だと
(みんなも同じなんだと)
思い込んでいる
学童期(小学生時代)の段階があります。
この
思春期前の
こどもの思考回路から
大人の思考回路に変換できないままの人種が
少なからずいるわけです。
これが「発達障害」の一面であると
私は考えています。
その原因がなぜなのかは
医学の研究に任せるとして、
そういう意味では
「発達の障害」とは
よく言ったものだと思います。
これがこどもが受け取っている
生きづらさ。
故に、神谷代表とやら。
発達障害は必ずあります。
ただし、育ちや環境によって、
障害にもなるし、
性質だとか個性だとか言われることもあるし、
うつ病にもなることもあるんですよ。
だから・・・ね、政治家の皆さんには、
子育てやこどもの世界に
包容力が育つ環境を目指して
取り組んでほしいと
切に願うバァバ世代なのであります。
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