思春期の子育てを応援する

心理カウンセラー 

田中早苗です。

 

子育ては自分育て。

自分を育てるとは、

こどもから学ばせてもらうこと。

ダメな自分を許すこと。

今より半歩先に進む勇気をもつこと。

そんなおかあさんを

応援しています。

 

 

一昨日、相模原で死亡事故後の大渋滞に巻き込まれました。夜のローカルニュースで知ったのは、私たちが現場を通り過ぎた数分後に起きた事故だったということでしたガーン

 

26歳の男性が運転するミキサー車が、20歳の女性が乗る自転車を巻き込んだ死亡事故ということです。

 

よくある事故とはいえ、自分の息子と同世代同士の事故に、居たたまれない気持ちになりました。自分も夫も、息子たちも、安全運転に精進しなければと、改めて思いました。

 

交差点を曲がるのを急いでいたのでしょうか。

点滅信号に早く渡ってしまおうと思ったのでしょうか。そこに一瞬の負のタイミングが合ってしまった悲劇をどう受け止めたらいいのでしょうか。

 

車道が網目のように走る相模原。

信号が赤にならなければ右折ができないような状況だからか、巷では「相模ナンバーは運転が荒い」なんて言われて久しいのに、一向に改善されないのはなぜなのか。

 

車の信号と、歩行者の信号を分ける「歩者分離」形式にすれば、巻き込み事故もずいぶん減ると思うのだけれど、そうしないのはどうしてなのか。

どうやったらそれを実現できるのか、一般の我々には方法がわかりません。誰がその想いを拾って実現してくれるのですか!?

 

 

そんなことを思っていた翌日には、またも高齢者の運転による暴走事故が発生して、池袋で若い母子の命が奪われ、多数のけが人も出ました。

 

高齢者による暴走事故は、これまでに何件も起きているのに止められないのはなぜなのか。

なぜ高齢者はプリウスに乗っている人が多いのか(これは偏見かも汗)。

 

高齢者が安全に運転できる車を開発するのと、

高齢者に運転を止めさせる方法を開発するのと、どちらが重要なんだろうか。

 

資本主義が優先される限り、

前者が優先されるのだろうけれど、

 

このたびは、

 

元官僚という、

名前だけでなく、肩書まで報道にしっかり出てしまった犯人(これは犯罪ですビックリマーク)に、想いがいきます。

 

数十年培ってきたその栄光を、一瞬にして無くしてしまったその後悔はいかばかりか。

一人の弱い人間としての同情はします。

 

でも、今、後悔しても、もう遅いのです!

 

どんなに立派な仕事してきたかしらないけど、

そんな人でも、

 

運転を止めようかといいながら、その時に止めなかった弱さと裏腹に、密かに自分が事故を起こすかもとは微塵も思わなかったであろう傲慢さ。

 

すべては、

車の運転にしがみついた幼稚さが、自分を殺人者にしてしまったということ。


どんな魔物に取り憑かれてしまっていたのでしょうか。

 

獄中で、自分の罪の深さを償う最晩年を過ごすのですね。

あなただけでない。

妻も、

息子?も、娘?も、その家族も、

父親の運転をやめさせられなかった

後悔に苛まれていることでしょう。

その後悔は先に立たず

殺人者を身内に持ってしまったのです。

哀しいです。

 

これらを

まだ他人事と思って、未だ運転を続けている

特に、首都圏の

運転が下手になった70過ぎの

じいさん。ばあさん!!

 

我が身を振り返ってください。


そういう人を親に持っている

息子、娘。孫のみなさん。

 

見ず知らずの高齢者の暴走事故の犠牲にならないために

 

あなたのこどもを、孫を、

犠牲者にさせないために、

 

まずは、

自分の親を犯罪者にさせないでください。

本気で止めてください。

本気で諭してください。

本気で怒ってください。

心から

真剣に

本気で発信してください。

 

 

あなたはまだ本気を出していないのです。

あなたの本気が、

親の、こどもの、家族の、

そしていずれ、すべての人の幸せにつながることを知ってください。

 

どうかよろしくお願いします。

 

犠牲者のみなさんに合掌。