子育てカウンセラー 田中です。

更新をサボっていて、情報が古いけど、やっぱりアップしておこうと思います。

 

いろんな方が、いろんなジャンルで子育てを伝える活動をされています。

私の講義も含めて、今回の岡本先生に至るまでの4回の内容は、アプローチがまったく違うけれど、けっきょく訴えているところ、行きつくところはみな同じだなと感じています。

 

いろんなことばで、いろんな理論でいろんな言い方をしている講師たちだけれど、参加者たちが、そのことに気づいてくる頃、何かしらの変化が見られることでしょうか。

 


 

今期の講座が終了後、いったいどんな展開が待っているのだろうと思いながら、毎回の講師のお話を聴かせていただいています。

 

私も悩んでいた頃、わかりやすい心理学の本が出回り始めたこともあり、片っ端から読んでいました。

 

佐々木正美先生の本から始まり、一通り読み、同じ人のものばかりを読んでいてもダメだと気づき、いろいろな先生の本を読みまくっていきました。

 

そうして気づいたことは、

いろんな人がいろんな言い方をしているけれど、言っていることは同じだということでした。

 

それはつまり、

 

こどもは何も変わっていない。

変わったのは、母親であり環境である。。。

母親が変わることで、こどもも変ることができるのだ。

 

本能とでもいえる感覚でできていた子育ての伝承が途切れ、知識で子育てをしなければならない時代になっています。

 

そうした時、「伝える側のツールとして、理論は説得力があるのも確かです」と北島先生も仰っています。

 

しかし、やはり理論は理論でしかありません。

 

馬を水場に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない ということわざがあるそうです。

 

私はよく自転車に例えます。

二輪で乗れるようになるには、理論を知っただけではダメです。

実際に乗って、バランス感覚というか、身体で覚えていかなければ走れません。

 

転ぶかも知れないけど、挑戦してみる。

その勇気を持つことは、子育てに限らず、人が社会で生きるための必須条件かもしれません。