子育てカウンセラー にゃむ こと 田中です。

 

先日、駅裏の小道を歩いていたら、親子連れとすれ違いました。

 

前をお父さんが小学生らしきお嬢さんと二人、手をつなぎながら、

その後ろをおかあさんがもう少し下の、二人のお子さんを両手につなぎ歩いていました。

 

何気にすれ違ったとき、ハタと見てしまった。

 

末っ子の女の子。

4歳くらいでしょうか。

 

走ってます。

 

左手はしっかりおかあさんとつながれています。

おかあさんは歩いています。

 

電車の時間があるのでしょうか。

家族でどこに出かけるのでしょうか。

 

こどもがもたもたしていて、時間がなくなってしまったのでしょうか。

 

そんなことを考えつつ、いろいろ事情はあるのでしょうが・・・

その光景だけを見たとき、少し哀しくなりました。

 

おかあさ~~~んあせる

お嬢ちゃん、あなたの歩くスピードに追いつけていませんけど。

気付いてます~はてなマークあせる

あなたがお子さんの歩調に合わせることはできませんか~?

 

そういうと、一般的におそらくすぐこういう反応が返ってくる。

「おかあさんも大変なんです」

 

それはわかっているよ。

ワンオペ育児だとか

イクメンだとか

 

そんな、孤独なおかあさんのことを理解してあげて・・・ということは必要だ。

 

でもね。

今言っているのはそこじゃない。

 

おかあさんが悪いとはひと言も言っていない。

あなたはよくがんばってる。

がんばり方を変えてほしいというのは、わかってもらえるだろうか。

 

こどもの立場に置き換えてみて・・・という意味はわかってもらえるだろうか。

 

せっかくの家族でお出かけ。

電車一本乗り遅れても良いと、

こどもが「歩く」ということを楽しむ時間を与えてもらえないだろうか。

 

そのゆとりを持つことを、自分に許してあげられないだろうか。

 

子育てなんて、言うほどたいそうなことはできないものよ。

何ができるって

 

今、その一瞬を楽しむ。喜ぶ。味わう。

 

その積み重ねが、結果的に元気で意欲的なこどもを育てるのだと、逆転の発想をしてみてほしいと、

 

必死に走っている無表情のこどもの姿に、想いを馳せてみました。

 

大好きな人に抱かれて眠りたいぐぅぐぅ